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2024.11.08
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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
見つかった遺体が愛生(尾野真千子)では無かったと分かり、
洸人(柳楽優弥)とライオン(佐藤大空)は、ホッとする。

一方、橘愛生を追う工藤(桜井ユキ)天音(尾崎匠海)は、
目撃情報などから、愛生を見つけ出すことに成功。偽名を使っていた。
だが天音が隠し撮りし、WEB記事にアップされたことで、
愛生は、ある人物の指示に従って逃走する。

そんななかWEB記事の愛生の写真を見た洸人は、工藤に連絡を入れる。
だが詳細は分からず。ライオンが持っていたスマホから、
連絡が欲しいとメッセージを送るのだが、返信が無かった。

敬称略


脚本、徳尾浩司さん、一戸慶乃さん

演出、泉正英さん


基本的に、初回から謎の展開なので。

サスペンス調だったり、ミステリー調だったりするのは、

ある程度仕方ないだろう。

一応、ヒューマンサスペンスってコトだし。

そのため、謎の人物を介在させることまでは、まだ良いだろう。

でもね。

前回も気になっていたのだが、完全にサブキャラの牧村で、

話を広げるのは、さすがにどうかと思います。

そもそも、

今作自身が、謎の人物と洸人の、メッセージを介した接触を描いたんだよね?

だったらサブキャラを介する必要なんて無く。

直接的に、連絡を入れれば良いだけじゃ無いのかな?


そこはともかく。


誤解を恐れずに書かせてもらうが。

やはり設定上、美路人はキャラが際立ち過ぎているので、

登場するだけで、ドラマが引っ張られてしまうのだ。

ドラマの雰囲気作りを考えても、悪くは無いキャラなのだけどね。

登場するだけで、場の雰囲気を変えてしまうだけで無く。

ライオンという存在も同じだけど。

使えば使うほど、どうしても期待してしまうのである。

感動的な物語。。。嫌な言い方をするならお涙頂戴物語を。

が、いざ物語を動かそうとすると、

逆にその際立ち過ぎるキャラがネックになってしまう。

そこで今作。今回のエピソードで、思い切った手を打ってきた。

そう。。。美路人の出張だ。

もちろん、それだと。。。。いろいろと問題があるから。

美路人にも、“家族”を描かせるという役割を与えることで。

別の場所にいても、一体感を作り出してきた。

主要登場人物なのに。この思い切り。

今作の凄さを見た気がします。


普通、この選択肢は、とらないよね。

前回のエピソードも、そうだったけど。

いろいろな“工夫”で、ドラマのメリハリをつけていることが、

よく分かった今回のエピソードである。

きっと、それでもイケると計算してるんだろうね。

最終回まで、全体構成が仕上がっているのだろう。

あとは細かい展開と、見せ方次第。


好みはあるだろうけど。

お涙頂戴表現に頼り切らずに、ドラマを描こうとしているコトが分かったので。

それだけで、個人的には、今回のエピソード。満足してしまった。




あ。。。最後に、不満というか、

引っかかったことを。

洸人。。。お仕事は?(笑)

気のせいか、“画家・美路人”に養われているように見えるよ。

まぁ、最後の展開も、引っかかるけど。ま、いいや。

きっと、最終的に、どんでん返しがあるのだろうね。

予想は出来るが、書かない。

予想を超えることを願っている。



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Last updated  2024.11.08 22:54:49


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