火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』第9話
内容楠見(松村北斗)の想いに触れ、動揺する西園寺さん(松本若菜)その直後、エリサ(太田莉菜)に指摘され、楠見への特別な気持ちを自覚した西園寺さんは、横井(津田健次郎)に事情を伝え、別れを告げる。だが双方への西園寺さんの気持ちを聞いた横井は、別れを拒否し、チャンスが欲しいと懇願する。。洋介(塚本高史)陽毬(野呂佳代)に相談する西園寺さん。そんなとき、父・康平(浅野和之)からの電話で、自分が結婚するという噂があると知る。敬称略脚本、宮本武史さん演出、渡部篤史さんココ数回は、ベタな恋バナだったからね。このままベタな恋バナで突き進むのかと思っていたが。思った以上に、ラブコメですね。個人的に、結構、驚いてしまった。そのうえ、シリアスな展開まで。やるなぁ。今作。思った以上の作り込みと、展開である。こういうドラマなので。。。。シリアスな展開の結果はバレバレだけどね。そこはともかく。ココ数回で、面白味が加速しているのは、やはり。。。横井の存在だろうね。今回なんて、まさに。初回から、順序よく物語を丁寧に紡いでいることが分かるからこそ。そう。“連ドラ”だからこそ、今回のエピソードが存在する。1話1話も面白味があるが、“連ドラ”として。。。人間を描くドラマとして、真骨頂。そんなエピソードだったと思います。いやあ。。。思った以上に、今作。アタリだったね。ここまでになると、恋バナだとか、ラブコメだとか。それ以上に、ヒューマンドラマになってるよね。これ。ほぼ、最終回の感想になっているけど。今回、最終回じゃ無いわ。最後に、一応見てます《南くんが恋人!?》次回が最終回の今作。いろいろとディスる記事が流れているが。そもそも、同局の作品は話数の少ないモノが多く。そのうえイレギュラーなSP番組を流していれば、話数が少なくなるのは当然。1話程度の増減はあったとしても、今作を見れば分かるように、初回と前回までの一部のエピソードを除けば、もともと、最終話が何話でも良いような構成になっているのは明白。だから、イマイチな印象になってしまったのだろうけどね。それはそれ。時期を考えれば、イレギュラーなことも多くなる時期なので。他局より、そういう番組。。。特にスポーツ系を放送していることが多い同局。明らかに、毎年のことなんだけどね。ま、数字的に。。。という説明なども理解出来ないわけでは無いけど。そういうのを無視してでも、放送するのがテレビ局。個人的には、ディスる記事は、相対的なアゲ記事なんだろうと。。。推測していますが。正直、どうでもいいです。さて、前置きが長くなったが。次回が最終回なので、そのための整理整頓と準備をしている感じだね。かなり強引に物語を紡いでいる感じのニオイがするのは、もの凄く気になるモノの。それなりにまとめようとすれば、仕方ないだろうね。でもね。今回のエピソードを見ていて思ったのだ。“こういう描写”を序盤から、もっと見たかった。。。って。イマドキな描写などもあるし。初期設定の“南くん”も上手く使っているし。ちよみ、南くんの物語として、十二分に成立している。前回までは、好意的に見なきゃ、ちよみ単独の物語。。。に近かったしね。同じことを書くが、序盤からこういうのが見たかったよ。個人的には、原作や、映像化作品があるのも分かっているが。今回のような身バレエピソードが、第2話か第3話で良かったと思っている。実際、隠しているはずなのに、そういうエピソードじゃなかったし。だったら、毎回、みんなとの関係でエピソードを作れば、いろいろなカタチのエピソードが作れたと思うのである。基本、ファンタジーなんだから、そこまで振り切れば良かったのでは?ってことで。後は結末だけである。