大河ドラマ『光る君へ』第13回
今回は、前回から4年も時間経過させたので、基本的に状況説明である。いやまぁ。。。分かるよ。分かるけどなぁ。。。。判断に困ります。確かに、丁寧な状況説明で。一応、物語も盛り込まれているのは、認めます。ただし、今回の主人公って、ラスト5分だけだよね?そらまぁ、道長もいるから、状況説明も含めて、その家のコトは描かれている。相変わらずバランスの悪さはあるけど、ダブル主人公だと思えば、今回の状況説明自体は悪いとは思いません。ナレーションでも、多少は補強されているし。が。主人公5分問題は、横に置いておくとして。時間経過も含めて、この描写が“連ドラ”として正しいのか?と問われれば。う~~~ん。。。。頭が痛いです。大きなポイントは2点。ひとつは、相変わらずの新キャラを“ありき”表現をしていること。正確には新キャラでは無いのだけど。成長は分かるし。セリフなどの補強も分かるけど。せめて、今回の劇中で、“朝ドラ”などでやっているように、劇中変化させれば、成長が見えるのに。一瞬。。。。これだれ?って感じてしまったよ。ラストなんて完全新キャラだし。もうひとつは、ナレーションの補強はあったけど。権力を謳歌している印象が、受けにくいことだ。なのに、アッサリと。。。あの人は、あんな感じだし。劇中で、もう少し丁寧な描写が必要だったでしょう。官職の変化だけで、普通の人が理解出来るだろうか?そもそも、太政大臣や、左大臣、右大臣。。。当然、摂政も。。。だけど。それらでも普通の人は、分からないよね?お勉強をしている人や、研究者。そして、好意的に解釈したり、自ら調べる人なら、大丈夫だろうが。これ。。。ファン向けだとしても、これで良いの?っていう印象が強くなっている。ってか。前回、今回という“話”“回”の変化で、時間経過させるのは、絶対辞めるべきだろうに。じゃなくても、わかりにくい作品なんだから。最後に、念のため書いておくが。個人的には、現代劇風であることが、もの凄く気になるモノの。ドラマとして、歴史ドラマとしては、納得して見ている。あくまでも個人的には。。。。ですが。戦国、江戸、幕末より、得意種目に近いし。でも、それでも。。。。ドラマとしてどうかなぁ。。。って思っている自分もいます。