君が心をくれたから 第3話
内容味覚を失った雨(永野芽郁)だが、祖母・雪乃(余貴美子)から健康なうちは働きなさいと言われる。そんななか、11日後に嗅覚を失うことが分かる。ホッとする雨だったが、日下(斎藤工)から、大切な意味が有ると忠告される。敬称略脚本、宇山佳佑さん演出、松山博昭さん先ずは、ひとこと。初回から主人公がキャラ変しすぎて、違和感を覚えた前回。今回は、前回とは繋がっているようだ(苦笑)だったら初回のような雨の設定。。。辞めれば良かっただろうに。もう、切り替えるから、今後は書かないけど。それにしても、相変わらず。。。時間を行ったり来たりだね。きっと。高校時代の初恋を描いて、ターゲットにしている視聴者層を、狙い撃ちしたい。。。。んだろう。それが第一の目的。視聴率は。。。。とか。。。配信が。。。とか。今作に限らず、イイワケを並べ立てている割に、結局、意図はひとつ。。。ってことだ。じゃ、前回と同じで、行ったり来たりさせることに、描き込まれるアオハル以外に、意味が有るのか?実は、意味が有る。それは、“連ドラ”だと、“連続性”を意識するあまり、どうしても、毎回視聴しなければならないわけだが。行ったり来たりさせることで、“今回だけ”の“1話完結”になるからだ。そのため、前回を見なくても、今回だけで成立する。そういうことだ。本来なら、分かり難くなるため、やるべきでは無いとは思いますが。どう考えても、意図的に作戦を練っている。実際、同局のドラマで、同じことをやっている作品はある。昨年放送された《いちばんすきな花》を筆頭に。《あなたがしてくれなくても》《わたしのお嫁くん》なんて、まさにだ。連ドラとして、話は動いているけど。動きが少なく。ほぼ1話完結状態。おかげで、堂々巡りの印象が強い。それを言い出すと。他局ではあるが《こっち向いてよ向井くん》《コタツがない家》なんてのも、同じ系統だ。ま。。。それを言い出せば、基本1話完結の“刑事モノ”系統は、同じだけどね。ただ、それが良いのか、どうかが難しい部分で。“連ドラ”という縛り。。。いや、“呪縛”を無くすには、作戦としては、間違っているわけでは無いと思っている。とはいえ。繋がりが明確で、それを重要視しているからこそ、“連ドラ”として意味が有るという考え方もあるわけで。実際、そのほうが、最終回の充実感は高いだろうし。難しいのである。あ。。。ちなみに。個人的には、そういう系統のドラマって見ていると。“最終回だけで、もう良いかな”、。。。そんな気持ちしか無いです(笑)さて本題。今回のエピソード。失うことの意味を、感じているわけであるが。これ、違和感を覚えなかっただろうか?序盤にあった、祖母から背中を押される描写も含めて。なぜ、覚えるのか?理由は単純だ。前回のエピソードで、失ったことで後悔し。。。。“していれば”と感じていたコトだ。タイムリミットが無いならば、どうでも良いだろうが。1度は体験しているのに主人公????これこそが、違和感の正体だ。今作は、1話完結にこだわるあまり。最も重要な“ネタ”“設定”での“連続性”を無視している。いや、無視しすぎている。1話完結なら、OKだろうけど。連ドラとして、すでに破綻してしまっている。そういうことだ。最後に、昔から書いていることだが。命を扱ったり、それに類するものを扱うことで、ドラマとしてお涙頂戴になり、惹き付けることが出来るだろうけど。あまりに軽々しく扱うのは、もう辞めるべきでは?どうしても意味を持たせたいならば、我慢するけど。今期は、そういう“もの”を盛り込んだドラマが多すぎでしょう。盛り込んだところで、ヒューマンドラマになるかどうかは、別の話だし。お涙頂戴になるかどうかも、別の話なのに。今作の設定だけでも、アレなのに。祖母まで。。。ってことで、祖母の設定が盛り込まれたので、ハッピーエンドですか?う~~~ん。。。。“奇跡”の予感しかしない(笑)TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-8466.html