「おっ、新人さんやな」
患者さんの「おっ、新人さんやな」の言葉を、どうとらえますか?どう行動しますか?どうなりたいですか?朝礼の時に、スタッフに聞いてみました。「不安にさせないようにします」「頑張らないと、と思いました」の答え。もっと具体的な言葉を返してもらいたかったのだが、ぼやけた答えのままです。じゃあ、頭の中で、このようにイメージしてください。何ヶ月ぶりかに、美容院に行きました。いつも、自分の髪をカットしてくれる美容師さんが退職していました。今日は、あなたの髪をカットしてくれるのは、最近入ったばかりの美容師さんです。あなたは、その新しい担当者のカットを受けたいですか?また、その人がどんな人ならカットすることを許しますか?こういう風に話をすると、たくさんの答えが返ってきました。最初の問いかけでは、店側の意見しか出てきませんでしたが、美容院を例にした問いかけには、お客さん側に立った意見がたくさん出てきました。あなたがお客さんなら、どうして欲しいか?何を期待するのか?どんな、スタッフでないといけないのか?ぼやけていたものがクリアーになってきました。さらなる成長に期待です。