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2004.10.15
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テーマ:ニュース(100237)
カテゴリ:プライベート
都心のT大病院に行った。というより運ばれた。
結石が原因だ。
これは、ふだんまったく思い出しもせず生活できるが、発症時は転げ回る痛み等々を伴う病気で、基本的には一度発症すると一生の付き合いになる。

初回の発症から6年目、今回は一年半ぶり、3度目の再発だ。

専門医に診てもらってきたが、これはもう石ができやすいという体質によるもので、しょうがないと言われている。
人にもよるが、4,5年に一度の発症は覚悟しろと担当医に言われたことがある。
常識の範囲では、根本的な予防策もないらしい。

昨日も、夕方までピンピンとしており、用事があって書店に出かける準備をしていた。
が。急に激痛。

過去の例からすると、波は何度もやって来る。
その結石の大きさと出来た位置によって症状が異なるので
我慢してはいけない、と医師に注意されている。
「これは馬が死ぬ病気ですから」と脅かされたこともある。

また、過去、タクシーを呼んで救急に入ったことがある。
後部座席にうずくまって顔面蒼白でうめき苦しんでいると、
タクシーの運転手から、
病気での緊急時にタクシーに乗られると何かあった場合、責任取れないから救急車を呼ぶように、と助言された。

腸の激しい痙攣と激痛、下痢、吐き気、悪寒、めまい。
立っても、じっともしておれず、うめいて七転八倒する。
助けを呼びたいが痛みで手も震えて電話がかけられない。

ピークで何とか救急車を呼ぶ。
が、15分は待っても来ない。
こんななか、猫にエサだけはやっておくことにした。
大ちゃん、小ちゃんは、私がバタバタしているので、一緒になって喜んでバタバタ走り回っていた。

しばらくして、隊員からの電話がある。
すぐ近所まで来ていると思うのだが、道に迷ったうえ、道幅が狭くて救急車が動けなくなってしまったから家まで歩いてくるという。
そう言えば、5分ほど前には近所でサイレンが聞こえたが、そのまま止んでしまっていた。
道に出て待って、隊員を見かけたら、私から手を振れと言われた。
あほか。と思いながら、ハイハイと答える。

自力で数百メートル歩いて行って乗車。
しかし、本当に、切り返しもできないところに突っ込んだようで、
そのまままた5分以上、脱出に時間がかかる。
見ると、カーナビに頼って走ってきて、はまったようだ。

ようやく動き出したと思ったら、
今度は泌尿器科と内科が揃う緊急病院がないらしく、
都立大塚病院、巣鴨病院、順天堂病院など大病院に搬入の依頼をしているが、対応できないと断られ続けている。

結局、そこでも10分弱停止したまま、隊員が携帯で各病院に、患者の病状と搬入の依頼。
T大学病院が二度目の電話でやっと受け入れてくれたので、そちらに向かう。

が。ここまでに時間がかかっており、結石という病気の性質上、痛みの波はかなり収まっている。何となくバツが悪い。

下車するとき、隊員は自分たちの不手際でのテンパリから、
わたしに逆恨みした顔をしているし、
一度断ったのに受け入れることになった大学病院も
古参の看護婦軍団に嫌味を言われるし。

しかし。
今回の救急側の対応は、社会性ある事故や病気だったら、大変な問題だろう。ちゃんと、やりなよ。

ともかく。救急ベッドへ。
初めてのT大病院で、何となくワクワクしていた。
すごく手際が良いのかな、魔法の手かな?

待望の医師登場。
期待とは裏腹に、問診触診を担当してくれた医師は、
ぺーぺーらしく、診察の順序や仕方が分かっておらず、
その医師自身の身体を一度触って順番を確認しながら
「それから…次は…」「あ、そうだ」と呟いている、
将棋の羽生君を若くしたような僕ちゃんだった。

点滴を打ってもらったが、点滴の用意が分からないらしく、
3回も針などの忘れ物を取りに、戻っていった。

また、血管に針をまだ上手に刺せないので、
ずいぶん腕に針を当ててチャレンジしていたが、
結局上司の医師(こちらが本当の担当)に心配されて
打ってもらっていた。
彼の腕を見ると、練習中なのであろう、無数の注射針跡があった。
…不安すぎる。
すごくフレッシュで、感じもいい人でしたが。

以前、友人の医師達がまだ新人の頃、入院中の患者に間違えて投薬したとかいう話しを私に打ち明けてくれたことがある。
彼は「ヤバイ!!」と、焦って医学書をめくっていたが、
その光景を思い出した。

検査結果は、陽性。尿管結石。
病室に駆けつけてきた家人と変な顔じゃんけんをしながら、点滴を待ち、痛みはとうに引いたので早々に薬をもらって、病院を出る。
香港はどうする?と言われる。
どうしよう。

本郷で寿司を食べてビールをたっぷり飲んで、
夜9時解散。
家人は会社へ。私は書店へ。

深夜帰宅し、また激痛に襲われるも、今度は薬があるので安心。
いまも、ちょっと痛い。





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Last updated  2004.10.18 10:15:26
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カイロの先生@ Re:■電車でロレックスを拾ったら、正直者でいられますか?(01/28) 僕もいま時計を拾いましたが この記事をみ…
ペコ@ Re:■ブリーダーと獣医が明かす売れ残りの犬猫のゆくえ(139)(11/08) こんにちは。この記事を書かれてから5年…
乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…

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