東京ペットライフ

今、香港を中心としたアジアのペット事情を調べている。
必要なら取材に出かけようかとも考えている。

アジアの国々には、西洋とはまた違った動物を慈しむ心があり、
研究してみるととても興味深い。
これは仏教などの東洋宗教の影響で
不殺生、輪廻転生などの教えが、ひろく一般の人々の生活に
根づいているためといわれる。

たとえば近世までは、現代社会問題視されるようなタイプの
動物虐待というのもなかったとされている。
ただ、国により、独特の食習慣があり、
例えば犬を食べるとか、猫や鯨を食べるとか言う部分で
欧米からは非難される点を抱えているのだが。
もちろん、これはまた別の問題をはらんでいるので、
また別の機会にまとめてみたい。

ところで、特にいま私が注目しているのは香港で、
ここは日本に次ぐアジア第二のペット大国となっている。
小動物や鳥を飼っている人がとても多く、
一般に開かれた市場（いちば）が発達していて独特の活気がある。
また、東洋とイギリス文化の影響を両方強くうけているアジアの国、
という点でも、この国を勉強してみたいと思っている。

さらにいうならば。
私は中国語がわからない。
第二外国語が中国語だったにもかかわらず、
残念ながらすっかり忘れてしまっている。
（当時は毎日欠かさず、人民日報の社説を翻訳していたというのに、
見事に忘れてしまった。
大きな声で言う話しではないが、
私はあなたを愛している、程度しか覚えていない。）

そこで、言葉が多少通じるアジアのペット大国、という点でも
この国を糸口にしようと思っている。

一方。「大国」とはいえ、まだまだサーズなどがあれば
町中に捨て犬、捨て猫、鳥が溢れてしまう国であり、
少し前までは一般の路上に「捨て猫ゴミ箱」などがあった国でもある。

複雑怪奇？に見える部分をひとつづつ解き明かしてみたい。
欧米化が進んでいる日本の、特に都市部のペット環境にはない、
動物との共生方法も、この国を足がかりに学び取っていきたい。

週末、話しを聞いたある有名な獣医も言っていたが、
なにに対しても、
自分が詳しい分野から入って比較法で学んでいくというのは
とても有効であり、たのしい作業だ。

ほんの数年後には、アジア全体の動物事情、ひいては・・と広く解析していきたいと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
香田氏の最後のビデオが日本のあぷろだでずいぶん流れている。

確かに星条旗の上で拘束され、そして…。

今年に入って何件目だ。
この件に限らず、イスラムテロ組織「タウヒード・ワ・ジハード」の人質惨殺ビデオの動画アップロード先に日本のサーバーが利用されることが多いと聞くが？
しばしば脅迫サイトに日本語が使われることも指摘されている。

いったい何が起こっているのだ。。