■趣味の洋服買い。転じて小遣い稼ぎをする
はまったきたネットオークションでの洋服買い。オークション暦自体、浅い割りに、この半年ほど、毎日毎日欠かさずに画面を泳いできただけあって、私が好きなブランドに関しては、年間の値動きと売れる商品、オークションでの紹介のされ方、写真の写され方、などなどがしっかり把握できるようになった。結果、ぱっと出品状況をみただけでだいたいいくらで落ちそうか、分かるようになった。買う分に、これは大変良い環境であって、ずいぶんな美味い汁を吸ってきた。ファッションだけに限っていっても、この半年でクローゼットが一新され、半数の洋服を最新のもの、もっとも欲しいと思っていたデザインと材質とサイズのもの、に入れ替えて、ずいぶん垢が落ちた感じがある。いま、広い押入れに、箪笥のコヤシは一点もない。昨夜は、これは長期計画で見つけ出そうと考えているカシミアの白いロングコートをチェックしていた。デパートで買えば、普段使いの手ごろなものでも30万はする。しかも、デパートに行って、そのコーナーで、同じものでベージュがあれば、やっぱり無難にベージュを買ってしまうだろう、と思う。でも、ネットでは半額程度か、それ以下でどこかのファッション好きがとても良い状態のまま放出することがある。で。ここ数週間、アラーとをかけて、ときどき引っかかれば、サーフィンしていた。昨夜は、数点、出た。普段着に最近使っている海外の人気メーカーのもので、2回袖を通しただけで半額で出ている。出品者の過去評価も、好みが自分と同じようで、おそらく商品常識も似ていると想像できる。そのコートを「買おうかなあ」と眺めているうちに、でも、思い始めた。で、少々ウェブ調査。深夜1時を回った頃のはなし。その後、2時間ほどあれこれ調べて、計画を練った。結果。趣味の範囲で、本業にじゃまにならない程度に、こちらの洋服売りも自分の仕事にしてしまうことにした。というのは、この一ヶ月ほど、興味が高じて、ずいぶんと市場調査を進めていたのだった。知らぬ間に、販売側の知識もついてきたうえ、オークションやネットを駆使してそのファッションメーカーの資料を各種取り寄せてきてもいた。同メーカー商品が掲載されやすい雑誌も2年分、3種、(計12冊/年×2年分×3雑誌)ネットで落としてそろえており、キャッチや商品情報資料はすでに揃っている。ちなみに、雑誌は新規購入すると一冊1000円前後するものを、ネットで平均300円で落としてそろえた。新品同様で、2年前のものと言うことを忘れるような雑誌が恐ろしく安価に、あっという間に揃ってしまった。撮影やネット販売環境はすでに本業でやっていくことなので、準備万端。洋服の販売は、客との関係性が難しい面もあるが、これまで中古品の放出でまずまずの経験もつんできたのでまずはその延長でテストすることができる。商品さえ、入手すれば、あまり欲を欠かなければすぐにでも利益が出せることは経験済み。そこで。私は、洋服に関しては、オンに1,2ブランド、オフに1ブランド、コーディネートの柱にしているブランドを作っているのだが、そのうち、最近はまっているオフの1ブランドに絞って専門に売っていくことにする。肝心なのは、本業への労力を邪魔されないでできる範囲ということなので、商材選びは、すでに大好きで、得意で、詳しいものに限る。で。この1月末から2月あたままでに、メーカーから直接仕入れることにする。一回目は、去年の他の商材での仕入れの経験から、やってみると想像するのとは大違い、の場合があるので、無理なくまわせる範囲ではじめる。まずは、半年間で元手の40万円を80万円に増やすことが目標。ということにする。この仕入れは、さらに制限をかけ、自分の洋服サイズを中心に展開することにする。そのほうが真剣になれるし、自分のシーズンごとの洋服買いと平行して試着しながらできるわけで、一石・・・何丁?になるのだ?ともかく、いろんな問題が片付くではないか!と気づく。即効、今日は仕入れの手配。上記の短期間で取り組めることが分かり、なかなか順調。関連して、大阪へも出張を入れる。チケットは先ほど入手した。早々に軌道に乗せて、本店がある、大好きなニューヨークやイタリアにも、遊びついでに仕入れに行けばいい。ちなみに。大阪のたこ焼きとお好み焼きがもう、それはそれは大好きなので早速、料理と料理店情報専門雑誌『ダンチュウ』の特集記事で今回はどこに行こうか、のチェックもぬかりなく進めている。どこにしようかなー。たこ焼き、たっくさん食べたいなー。さておき。これで洋服購入に関して、待ち、でいる必要もなくなった。安価に買うほうから、利益を出して売るほうへ。なーんだ。一番大好きなものは、自分で仕掛けたほうが、売った方が早いんだ!この半年。深夜2時、3時に、夫が残業から帰宅しても挨拶もそこそこにPCに向かっている私に向かって、彼はよく「またオークションやってるの? まったく好きだねえ」と何かおかしなものでも見るように笑ってきたが。昨晩はアイディアとプランを夫に披露して、「ね? 何事も熱中すれば、自分を助けてくれるでしょ? 今日の日のために、毎日毎日やってたのよ!」と得意になったわたしだった。