テーマ:暮らしを楽しむ(387497)
カテゴリ:シンカの独り言
今年87歳のシンカさんは、めでたく免許の更新が出来ました。
夢にも思っていなかったので、今回は特別嬉しかったそうです。 思えば27歳の時、自転車で走っていると、県の仮免試験車に追い越されたんです。 シンカ「あぁー、私も仮免車に乗ってみたい!」 即、自動車学校に申し込みに行きました。 が、待てど暮らせど音沙汰は有りませんでした。 2年ほど過ぎた頃「入学を許可します」というハガキが届きました。 その頃は、医師・保健師・学校の先生などが優先されていた様なんです。 更に当時はまだ、車は男性の乗り物だった様です! 練習車はクラウン。 椅子の後ろには大きな灰皿が付いていましたね。 今の様に運転席の調整は出来ませんでしたので、座布団を2枚背中に当てて練習しました。 1グループ10人1組で、女性は私1人でした。 教官は大変威張っていて、鬼教官そのものでした! ちょっとのことで、大きな声で 「馬鹿野郎!」と怒鳴ります。 練習車から下りて、ドアーを閉めた途端・・・ 「わぁー」と、大粒の涙がこぼれおちました。 最後の日、検定試験(実技)が有りました。 検定車に乗り込むと、試験官はにこにこしてポケットからタバコとマッチを取り出し、美味しそうに吸出しました! 私は、思わず・・・ 「美味しそうですね」 「ハイ、発進してください」 何とかコースを無事に回り終わると 「ハイ、合格です。頑張りましたね!」 「あぁー、八の字を回る時・Sの字・車庫入れ、、、もう、ハラハラドキドキして胃が痛いよ」 と労って下さいました。 その後、途中で一人辞めて、生徒9人と先生方と記念撮影をしました。 帰る時、鬼教官から 「シンカさん、酷いことを言い過ぎたかなぁー、受かって貰いたい一心からだったんだよ!! おめでとう!」 何故か又、涙があふれてしまいました! 今、こうして車に乗っていられるのも、試験官、鬼教官のお陰かなぁーと感謝ですね!! これからも 〈1〉朝夕のラッシュ時は乗らない。 〈2〉雨・雪の日は乗らない。 〈3〉買い物や用事などは空いた時間帯に行く。 〈4〉人は乗せない。 これらのことを、しっかり守って運転したいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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