勝負はこれから
いつになく高校野球にのめりこんだ夏が終わった。一日長くなって得した気分。駒苫のおかげで北海道の夏は長くなったよ。炎天下の猛暑、しかも再試合。報道では、3連覇がかかる「王者」と位置づけられているようだけれど長いこと「甲子園の一回戦で相手が北海道のチームだったらラッキー☆」といわれて続けていたのを観ていた道民としては、駒苫ナインがいう『チャレンジャー』の気持ちで観ていました。私だったら絶対もたないぞ、と確信を持っていえるほどのプレッシャーと疲労の中で、時折笑顔を見せる駒苫ナインは、試合を心から楽しんでいるように見えて、本当にすごいなぁと感動しまくり。試合には勝負がつくから、優勝はしなかったけど、それ以上の結果を彼らは得たのではないかと思います。これからの彼らの人生に、この準優勝は大きな糧になるはず。雨で流れた再試合で負けたこと、不祥事で春の選抜を辞退したこと。それがあったからこそ、2連覇があり、今回の準優勝があるということを彼らは知っているはずです。そして「あの準優勝があったから、今がある」と言われる日が必ず来ます。3連覇するより難しい「負けたことを乗り越えること」ができるからこそ彼らは今日の結果を得たのだと信じます。駒大苫小牧と書いて、「やればできる」と読む。これから毎年、夏の甲子園のたびに思い出します。ありがとう。そして、彼らがこれからの「人生の勝負」に勝ちますように。本当にありがとう。___________________________________ってなわけで、9月から兵庫で国体があってベスト8は出るらしいから見に行きたいんで休んでいいですか(笑)___________________________________甲子園よりは涼しい北海道へ、みんな元気に帰ってきてね~。香田監督が早く健康を取り戻して元気になられますように。