オステリアキクヤ（台東区西浅草2-8-7　03-5830-7796）という店が出来たと言う事はだいぶ前から聞いてはいたのだが伺ったのは初めて。可愛らしいファサードの店だ。

かわいいマダムとシェフの2人でまわしている。

ランチメニューは1000円(税込)でサラダ 前菜 フォカッチャ ドリンクが付き、パスタは3種類から選べる。私もはじめはこれにしようかと思いオーダーまでしたのだが、店内のメニューにストロッツアプレティの文字を見つけてしまい、昼でもできるか聞いたら可能と言うので単品でストロッツアプレティ 新玉ねぎと小エビのトマトソース(1400円)をお願いした。

しばらくして出てきたストロッツアプレティはカリッシマのストロッツアプレティよりも太めでイピーチに捻りを加えた感じ。酸味が強めのトマトソースにプリプリの小エビで結構美味しい。

夜のメニューを見せてもらったら、オレキエッテなどの手打ちパスタやリゾットもある様だ。シェフは、リーズナブルで美味しかったフクヒロのシェフだった方らしいがフクヒロってピッツアはあったが手打ちパスタがあった記憶がないんだけど。

6年以上前にホイチョイの東京いい店で知りずっとBMしていた佳和津（台東区谷中4-1-17　03-3822-1013）だが、カードが使えないと言うのでずっと利用しないでいた。昼頃に、今日も一人で夕食と言う事が決定したので、どこの店に行こうかと検索している時に、こちらの店がカードが使えるようになっていると知り、電話してみたら、大丈夫と言われたので利用することにした。コースにしようと思ったのだが、当日予約の場合は難しいと言われたのでアラカルトになった。

めぐりんで谷中霊園入口で降りたのだが、本当に懐かしいエリアだ。まだ大学生の頃、当時妻の下宿があってよく通っていたエリアだ。

初めて曲がる道を歩いて行くととっても落ち着いた雰囲気の店があった。
カウンターとテーブル席、2階もあるらしいのだが、一人で作っているので2階に入った時は1階には客を入れないと言った感じで営業しているとの事。

まずはお通しナマコ酢が出てきた。美味しい。中々のお湯割りをお願いし、アラカルトメニューからお勧めを聞きながらオーダー。ハタ お造り（1300円　旨い）、焼竹の子のカラスミかけ（旨い）、竹の子の木の芽焼き（1200円　これも美味しい）、海老真丈のどんこ揚げ（1200円　フワフワの真丈で美味しい）、なめた鰈煮付け（2200円　しっかり目の味付けで身はもちろんプルップルの皮も旨い。卵も肝も旨い）、ご飯が炊き終わるまでまだ時間がかかると言うのでさっぱりしたものをお願い。菜の花のニンニク醤油を出してくれた。これも美味しい。蟹ご飯（3800円　1.5合と言われて残ったら持ち帰れるか聞いたらおにぎりでだったらとの事だったので半分以上持ち帰る前提でオーダー。赤出汁と香の物も付く。とっても美味しい）。

ご主人はこのエリアが地元なのだそうなので、30年以上前にこのエリアにあった勉強堂とか、大学芋の松葉とか、コントらーめんとかゲーセンとか、豆腐屋とか色々な話で盛り上がり楽しい時間を過ごせた。

アラカルトでは椀物がないのだが、コースを3日前までしか受けないのは椀物が出来ないかららしい。ホットペッパーによると5000円からコースがあるらしい。今日は13000円になってしまったが。

佳和津で食事をした後、〆の甘いものと思い上野松坂屋行きのバスに乗ってotona くろぎ（台東区上野3-24-6 パルコヤ1Ｆ　03-6284-2796）に来た。

かき氷メニューから季節限定という上野の森抹茶（1700円）をオーダー。デカイ。練乳も添えられる。

くろぎマークの黒い最中の皮の下には白玉が隠れていてその下にはたっぷりの生クリーム。氷の中にはあずきが隠れている。抹茶は美味しいのだが上にのった生クリームがくどいし、あずきは甘いし、更には底にソフトクリームまであってくどい。氷の状態は良いので抹茶の部分だけ食べると美味しい。冬でも〆のかき氷を食べさせてくれるのは貴重だけど。



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