うるる（名古屋市中村区名駅4-13-15 1F　052-541-3777）って店知らなかったが名古屋系の海帆という会社のチェーンの業態らしい。従来はランチ営業していなかったと思うのだが、コロナ後ランチ営業を開始した模様。

個室中心の店造りのようだが1人だったのでカウンター席。座った途端にメニューを見る間も与えずオーダーを取ろうとするサービスはどうかと思うが、ランチは1000円未満で、私は鉄板ヒレカツ定食(850円)をオーダー。

5分程度で料理が出てくる。ご飯と赤出汁、お新香、茶碗蒸し、一口デザート、そして鉄板の上には卵とじされた一口ヒレカツが5個のっている。要は別皿のカツ丼って訳だ。ヒレカツを食べてみると鉄板に触れている下の部分は温かいが上はぬるい温度。揚げたてではなく揚げ置きのヒレカツを鉄板で卵とじにして温めて出しているって事だろう。この温度はイマイチ。ご飯は思ったよりも美味しかったが。

高岳界隈で仕事があったので、そこから徒歩圏の店を検索してくすむら（名古屋市東区飯田町56　052-937-0345）を初めて利用。豆腐屋がやっている豆腐割烹のようだ。
高級感のあるエントランスで店内も個室が豊富。一人で食べられるコースは限られていて、牛肉入らなかったので豆腐三昧（4400円　税別）をオーダーし、飲み物は麦焼酎　村正​
村正　麦　25度　720ml​のグラス（550円）。
出てきた料理は以下の通り
おぼろ豆腐（甘くておいしい豆腐。そのまま食べても薬味と土佐醤油で食べても美味しい。おかわりできるらしい）
もずく豆腐（これも美味しい。酢ではなく強めの出汁で食べるのだがサッパリしていて美味しい）
鱧順才椀（葛打ちした鱧もちゃんとジューシーだし、しっかり目の出汁だが吸地も美味しい。ちゃんとした料理人だとわかる椀物）
汲み上げ湯葉のお造り（山芋とトビコがのった湯葉。山葵の質がイマイチだが、湯葉自体は美味しい）
胡麻豆腐チーズ田楽（なかなか面白い。チーズが下品になっていない）
冷やし冬瓜あおさ餡かけ（冷たい煮物。ちょっと餡が強め）
穴子と豆腐の天ぷら（衣も油も軽く美味しい天ぷら）
ちりめん山椒茶漬け　香の物（湯葉とちりめん山椒がのった出汁茶漬け。これも旨い。香の物もちゃんと美味しい）
水羊羹　黒蜜仕立て（気持ち固めだが、水羊羹も美味しい）。

サービス料はかからず、トータル5445円。この雰囲気で高い食材は使っていないが、出汁はちゃんとしていて椀物や茶漬けが美味しくこのクオリティなら大満足。

エレベーターに神田川俊郎氏の額が飾ってあったが、神田川本店出身なんだろうか。

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