ピリ辛の蕎麦と言えば港屋あるいはそのインスパイアしか存在を知らなかったので、その類と思い辛流（港区六本木3-13-10 KODAビル 1F　03-6434-5333）に入店。券売機で購入しようにも辛さの説明がなく(外にはあった様だ)、paypayを使うのも券売機は使えない様でキャンセル。結局店員に直接オーダー。
オーダーしたのは辛つけもつ蕎麦(980円)の追加料金が取られない3辛。
しばらくしてきた辛つけもつ蕎麦は機械打ちの厚めの平打ち麺。汁はキムチっぽい辛さの汁でもつやニラが入っている。3辛でも辛くない。蕎麦はこの手の蕎麦にありがちなゴワゴワした食感で蕎麦の風味はない。港屋インスパイアと思っていたので意外だったが、独自性のある韓流つけ蕎麦って感じだった。

約2ヶ月の六本木仮住まい期間もあと2週間程度になり、まだ顔を出していない店に行かねばって事でブルギニオン（港区西麻布3-3-1　03-5772-6244）で夕食。ブルギニオンといえば自由度の高いメニュー選びが可能な店だったのだが、震災後のオーグードゥジュールグループがそうだった様にコロナ禍の影響で時短対応もあってコース一本になっていた。まあトップラインが上がらない時にロス率を抑えるのは経営者として当然のことだが、それによってレストランの楽しさが半減してしまうのは事実。オマージュみたいにコースメニューをバラしてアラカルト対応できないか菊地シェフと交渉していたら、皿数は変えずにコースで提供する料理を事前に選んでもらえればかなり自由に選んでもらっても良いと言うので前日に料理を選んだ。最近は本当に食べられる量が少なくなっているので4皿食べる必要があるなら量は少なくお願いした。

ワインはまずは2人ともドメーヌ レイモン・デュポン・ファン　ムルソー　レ・ティエ [2018]のグラス​
ドメーヌ レイモン・デュポン・ファン ムルソー　レ・ティエ [2018] 2200020019046【60003】【フランス】【白ワイン】【R211】【F4】​。
一皿目　妻と私は人参のムースと雲丹のコンソメジュレ(アンフォール時代から食べている懐かしい一品)
娘は毛蟹と茄子とアヴォカドのミルフィーユ仕立て
二皿目　妻が毛蟹とポワローのエスプーマ、甲殻類のジュレ
私と娘はエスカルゴと骨髄　牛胃のロースト、赤ワインのピューレソース(BSE騒ぎの前までは骨髄や羊の脳みその料理とかをブルギニオンではよく食べていた。そんな意味でも懐かしい一品)
三皿目　妻がホワイトアスパラガスとウフ・ブイエ、トリュフソース、娘は　甘鯛のロースト、新玉葱のソース(少しだけにしてもらった) 、私は手長海老のロワイヤル、甲殻類のソース(濃厚なビスクっぽいソースが美味しい)
ワインは私はシャトー　ラ　ローズ　モンヴィエル 2018​
シャトー　ラ　ローズ　モンヴィエル　［2018］　赤　750ml　Chateau La Rose Montviel​ ポムロールのグラス、妻はニュイ サン ジョルジュ オー バ ド コンブ 2013 J.カシュー エ フィス​
【6本〜送料無料】ニュイ サン ジョルジュ オー バ ド コンブ 2013 J.カシュー エ フィス 750ml [赤]Nuits-Saint-Georges Au Bas De Combes J.cacheux Et Fils​のグラス。
メイン　私と娘はフランス、ロゼール産仔羊のロースト(美味しい)、妻は出来るだけ少なくしてもらってフランス、ブレス産仔鳩のロースト(ちょっともらったが仔鳩もやはり美味しい)
デザートは妻が苺のサラダとソルベ、グレープフルーツのジュレ、私はチョコレートとマスカルポーネのムース　キャラメルアイス(旨い)、娘は私と同じ物のキャラメルアイスを苺のソルベに変えてもらった。
オーグードゥジュールグループのミノビから独立した河畑さんがサービスでいたりして(顔の印象が変わっていて名刺もらうまで気付かなかった)、こんなご時世でも楽しい空間を演出しているのはさすが。菊地シェフの本​
家庭でおいしくできる　はじめてのフレンチ 一流シェフが教える [ 菊地 美升 ]​も合わせて購入。

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