ミキモトでのブローチ
買ってはないのですが、これがとてもよかった。ブローチなんですが、帯留にもできるらしく、ほんとに美しいものばかりでした。もちろん、お値段も・・・なんですが。しゃれていて、なかなかこのようなブローチなんだけど、帯留にもできるって(加工賃が要ります)、は見ないし、アンティークでもなく、現代風で、しかも、品があっておしゃれで、ずばり私の買い物欲にはまってます。着物を着るとき、もちろん、着物や帯もいいと思いますが、そのほかにもいろいろ凝るところは多いですよね。その中でも、帯留は、いままでいいものをあまり見ていないせいか、おもちゃじみたものや、妙に時代錯誤のもの、野暮ったいもの、なんかの手持ちが多く、池田重子先生がお持ちのようなものをなかなか見ないなあ、なんて思っていたら、ミキモノのブローチであったじゃありませんか。一番よかったものは、貝に金やダイヤなどのものを埋め込んだブローチ。この技術は18世紀にヨーロッパで一度あったものの、その後に継承がうまくいかず、ある日本の方がそれの技術を復活させたとか。その方に、その部分だけ頼んでやってもらっているようですよ。とはいっても、買えるだけの余裕もなく、ひたすら目の肥やしでしたとさ。