想い出は心の宝石箱に。。。

　ストレスの多い現代を生きるためには、身体の中で命を守ってくれる< 脳内

　ホルモン >< 副交感神経 > < 免疫力 >の3つのシステムが、重要に​なります。


　年齢を重ねていくほどに大事だと思うのは、​脳内ホルモン​です。​

   < 幸せホルモン >とも呼ばれるセロトニンと、< 思いやりホルモン >とも

　呼ばれるオキシトシンは、ストレスへの耐性を高めてくれます。< 幸せホルモン >

　をよく分泌できる人は、人生を明るく考えられる人だと言われています。

   何よりも大事なことは、< ​感動する​ >ことです。

　毎日２～３回は感動することをおすすめします。すると、その感動が< 幸せ

　ホルモン >の 分泌を高めてくれます。


　そして< 思いやりホルモン >は、人の面倒を見たり、親切にすることで分泌

　するといわれ、痛みやストレスを緩和してくれる抗炎症作用もあるといわれて

　います。

   人生の 99%を自分のためや家族のために生きることは正しいと思います。

　しかし、​残りの 1%は誰かのために生きてみるという​考え方をしてみるのも

　いいのではないでしょうか？　たとえば地域の人や恵まれない子供の為など、

　1%なら出来そうな気がしませんか？

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   医師であり、作家である < ​鎌田實​ >の言葉です。

   彼は３９年間医師として地域医療に携わり、チエルノブイリ・イラク・東日本

　被災地支援に取り組んでいる方です。  

   高齢者が元気で楽しい人生を送る為には、

       1) 心を強くする

       2) 感動する

       3) 好奇心を旺盛にする

       4) 誰かのことを思いやる

   の 4つのことが大切であると。

   鎌田のメッセージを読んで、ふと亡き母のことを思いだしてしまいました。

​   母は車椅子の生活でしたが、​95歳​で大往生するまで頭の​​方は、しっかりした

　ままでした。


　＜　​お化粧命​　＞でおくさまより高い化粧品を使い、​お化粧道具​の入っている

　ハンドバックを、肌身離さず常に持っていました。でも、その甲斐があったのか、​

​　デスマスク​は95歳の老人とは思えない肌の艶。葬儀屋さんも、​死に化粧​

　の必要ありませんね！！と、びっくりぽんでしたよ。

​​​​　施設に会いに行くと、

（　今度きた介護士はイケメンで、すてきなのよ～！！　）

　と。おいおい、​あんたいくつなの？？と苦言を呈する気持ちをおさえ、

　​川柳​に詠みましたがな・・・​


　　　　​介護士も　イケメンそろえ　指名制​


　これが、入選しましてね。（笑い）

　​​​　

​ 　若い男性の介護士に心ときめかせ、そして​短歌​を詠むのが母の生きがいで

　あったようです。​

    若い頃から短歌をたしなんでいたこともあり、施設の月報に毎月短歌を投稿。

　また短歌に興味ある、女性の介護士さん達の歌を、依頼に応じて添削して

　いました、

​   ​​​​短歌や俳句は、感動する心がなければ詠めないものであり​​​​、また

　​先生～、先生と慕われていたことが、彼女の自尊心を満足させていたので

　しょうね。

   誰かから頼りにされている、必要とされているから​生きる意味​があるので

　あり、単に生きている・生かされている人生では、面白くありませんものね。 

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