想い出は心の宝石箱に。。。

　 キャンペーンガール​は、企業が消費者に対して、自社商品の販売促進

　キャンペーンで、もしくは自社の企業イメージをプロモーションする際に、

　登場するモデルやタレントの事ですね。


​　​東レ​のキャンペンガールの発表会が昨年11月29日に行われ、40代目として

　モデルの​​​間瀬遥花​（24）が紹介されました。しかし、​水着​でなくワンピース

　で登場した事が話題になりました。


　　　

​　というのは、東レのキャンペーガールは、1981年のクリス・ソロムコが初代で、​

​　代々​水着姿​だったのです。​

　　
　　　　
　　　　　　
　　　　　　1981年クリス・ソロムコ


　　　　　　
　　　　　　　1986年山口智子


　　　　　　　
　　　　　　　　1993年　藤原紀香


　　　　　　　
　　　　　　　　　　　1999年菊川怜


​​　初めての水着キャンペーンガールは、​資生堂​が1966年（　昭和41年　）夏の​​

​　キャンペーンに採用した、​前田美波里​であると言われています。​


　　　　　



　その後、1975年（昭和50年）にアクエアの資生堂やコダックインスタマチックの

​　コダックでデヴューした​アグネス・ラム​が、一世を風靡し社会的現象

　ブームを巻き起こしました。


　　　　　　　
　

​

　このような背景から、一時は化粧品会社や航空会社などを含む企業が、水着

　キャンペンガールを宣伝目的で採用。しかしながら、1980年代後半になると、

　主な採用企業は​​​​繊維メーカー​​と​麦酒会社​のみとなってしまいました。​​

　90年代初頭は、年間700万枚以上売れた水着も、00年代初頭に半分に落ち込み、

​　水着市場そのものが縮小。市場の変化を受けて、クラレ・東洋紡・帝人などが​

​　水着キャンペーンガールから撤退し、大手繊維メーカーで続けていたのは​東レ​

　など数社になってしまいました。



​　水着市場の縮小に加え、水着キャンペーンガールの衰退は、​社会意識の変化​

　にも一因があるようです。1999年に男女共同参画社会基本法が成立、2007年

　施行の​改正男女雇用機会均等法によって、​女性の意識​に大きな変化がみられ

　ました。​

​　企業が宣伝や広告で、露出が多い水着の女性を使う事に、女性の消費者が

　マイナス・イメージを抱くようになったからです。


　今や企業のキャンペンガールが、水着である必然性はありませんが、男性としては

　まことにジャンネンな事でごじゃりまする。はい・・・・


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