想い出は心の宝石箱に。。。

　​仙台​は、東北唯一の人口　100万都市。（　他県の県庁所在地は、​​​押し並べて

　30万人　）​大学や専門学校が多いため、若年層人口が多く、街全体に活気が

　あります。

​​​　中心街に、青葉通り、広瀬通り、定禅寺通りが並行して走り、欅の街路樹に​​​

​　
　覆われた緑豊かな街並みであることから、＜　​杜の都​　＞と呼ばれて​います。

　また、海に近いこともあり、東北の中では冬の寒さも他県ほど厳しくありません。

　都会的な顔と地方都市のよさを兼ね備えた、住みやすい街でした。

​　

   仙台は、ご存知のごとく関ヶ原の戦いの翌年、1601年に​伊達正宗​が​

　新たな居城を築城し、人口約5万人の城下町を築いたことから、​発展を遂げました。

　伊達62万石は、江戸幕府、加賀藩（102万石）、​薩摩藩（77万石）に次ぐ

　尾張藩（62万石）と並ぶ大藩でした。

​　現在も、東北では​仙台一極化​が進行し、他県の県庁所在地と​比較しても、仙台
　
　だけが日々発展続けています。

　支社では、支社長を補佐しながら、福島県内の顧客のフォローと​​開発建設​の

　仕事に従事しました。開発建設とは、地方都市では​​中心部活性化の為に、

　​再開発事業​に取り組んでおり、この案件に​コンサルと共に、事業立案、建物の

　建設、商業施設の招致など、​オール・インで請け負う仕事です。​

​　弊社は、​郡山駅前の再開発​に携わり、私が支店長の時に建設に​着手。これが、

　福島支店の業績回復にも大きく寄与しました。

　ある日、中堅ゼネコンの部長さんが、福島支店に突然来社され、

​　​（　郡山に次いで、今度はいわき駅前再開発事業を、弊社と​一緒にやる気は

　　　ありませんか？　）

​　との打診を受けました。

​　それ以来、私は＜　準備委員会　＞のメンバーとして、事務所スペースへの

​​　企業誘致可能性調査など、彼の依頼に基づき種々協力をしました。​しかし、

　これは事業調査段階の仕事でもあり、協力したのにも拘わらず​具体的な​対価​を

　戴けないうちに、本事業が立ち消えとなってしまったのです。​

 

  　　    
  　　　　　　　（　郡山駅前再開発　ビックアイ　）

​　その彼と仙台で再会し、彼は東北支店で仙台のぼ開発案件仕込みを、やって

　いるとのこと。本件に弊社が協力してくれれば、いわきの借りは必ず返すと

　いう事なので、仙台で再び彼との仕事が始まりました。​

​​　お別れは、さとう宗幸の＜　​青葉城恋唄​　＞。彼は、これ以外の​​ヒット曲が

　ないという、一発屋ではありますが、地元ではテレビの司会、ラジオの

　パーソナリテイなどをやっており、仙台では有名人となりました。また、

　ゴルフはシングルで、クラチャンを取るほどの腕前です。

　​​

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