想い出は心の宝石箱に。。。

  当時弊社は、​60歳​のお誕生月をもって、​定年退職​となっていました。

　私の履歴書を書くために、会社生活をこうやって振り返ってみると、上司に

　対する​反発・反抗の​歴史であって、よくこれで首にならなかったものだと。

​

　まあ～、理不尽な理由で解雇などされたら、悠愛の性格からして、＜​​　不当

　解雇　＞として訴訟行為に出ることは明白でしたから、​​会社はこれを怖れた

　のでしょうね。

　早期退職制度や高齢者のかたたきなどで、定年までそのまま​勤め上げる事が

　出来たのは、同期入社で　​10％​もおりませんでした。


　​己の考えるところを主張し、また自分のやりたい事を、思う存分このように

　やってきたわけですから、​吾​会社生活に、悔いはなし～！！！　​
​

　　



​　（　あんたは、それで満足でしょう。でも、その都度迷惑を被った、私は

　　　どうなるのよ？！　）

​

　と、おくさまの声が聞こえてきますがな・・・・

　まあ～、心から感謝していると、言うしかないだす。

　そして、とどめの一発が・・・
 

​（　あたしだから、貴方の奥さんが務まったわけで、他の人だったらとっくの昔に、

　　逃げていったわよ～～。　）

​

​　はあ～～、その通りでございまする。

   わてらは今年の4月に、​金婚式​を迎えます。それまで、二人共元気で生き延び

　なくてはね・・・・​

​​　

　定年を前にして、ヘッド・ハンテイングの会社が、無料で＜​市場価値​＞​​判断を

　してくれるというので、職歴や何をやったのかという資料を​​送りました。金銭的

　な市場価値判断なので、再就職する​​方にはメルク・マークとなりますし、また

　そのまま登録してもいいわけです。

​　​年収5000万円​という市場価値査定を得ましたが、この情報が外部に

　漏れたらしく、​それ以後、アップル・マイクロソフト・サウデイアラムコを

　初めとして、世界各国の有力企業から高額の報酬を​もって、お誘いがありました。

　しかし私にとって定年後の会社生活があるとすれば、10年以上​に亘る東北各地の

　在勤経験から、私を育ててくれた東北でなにか​恩返し​が出来ないか？、​​と

　考えたのでした。皇子が禿げていたら、これが本当の​ツルの恩返し​！！


　　　　
​

    東北在の企業約50社近くからもお誘いがあり、これはどうしたらよかんべと、

​​　迷ったのごじゃりまする。最終的にいわきに本社のある、内外装工事業社を選択。


　その一番の理由は、社長の人柄でした。彼は30代で社長を先代から継承し、

　若いだけに新規気鋭に富んだ経営者。とにかくナイス・ガイで彼の事を悪く

　言う人に、逢ったことがありません。


　弊社との取引関係も古く、皇子が福島支店長時代にも、公私に亘ってよいお付き

　合いを​​させて戴いた仲でした。

　次回から、この​再就職先​での出来事、私の履歴書​第二部​となります。​​​​

　　　　　　＝＝つづく＝＝　　　　​​

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