想い出は心の宝石箱に。。。

　中小企業で土日が​完全休業​のところは、まだまだ少ないと思います。

　当社は工事業者ですから​現場​を抱え、職人さん達は工事の進捗状況に応じた、

　出勤体制。

　そして課長職以上は、土曜日にいわき本社で、予算の達成状況に関するヒアリング

　が、月1回の頻度で開催されました。しかし、予算策定そのものが各支店からの

　積み上げ方式でなく、​期初に​経営から割り当てられた予算​の、遂行を

　図るというおかしなもの。

​

​　これでは予算が、経営の数値的な​願望​に過ぎず、期末近くになると達成には

　いつもほど遠い。そしてこの不足分を各支店に割り振る。結果としては未達の

　​赤字決算​が続きました。

​　​予算​とは、予め各支店・チームがまず必要経費を考え、粗利としていくら必要
​

　なのかをとらまえなければなりません。そして、その粗利目標を達成する為に、

　どのような商品戦略、顧客戦術が必要なのかを策定。

　そして、この数字と会社としての経営上の目標数値と、すり合わせを行いながら

　最終的な期初予算を決定するのが、通常のステップなのです。かようなプロセスを

​　経て作成されて予算は、​​拠店・チームとして達成責任感が全く違います​​。​

　​PDＣA ( PLAN-DO-CHECK-ACTION ）​によるマネジメント​サイクルで、

　定量的な分析と見直しを逐次行うことで、予算の達成が可能となります。​当社の

　予算は経営陣が考えた数値の押し付けで、拠店・チームにとっては他人の考えた

　数値で達成責任感も希薄となり、​単なる結果​としての決算​​しか期待できない

　のです。

　自主的な予算策定・数値目標管理を提言しましたが、これまでの慣習に慣れている

　経営陣には、残念乍らその声は届きませんでした。

　
  仕事の話ばかりでは、おもろくないので・・

  今だから明かされる、とっておきの秘話を・・

　一度読んでおられるブロ友さんもいると思いますが、その方は​応援ポッチ

　だけして​スルー してくださいな。​

     
  皇子は 前立腺肥大の影響なのか、なぜか＜　​頻尿　​＞なのです。　　 

  客先廻りをしていても、行く先々でトイレを借り、排尿。

    
　社長が、

 ​（　悠愛さんは、犬みたいですね。　何処でも、片足をあげ​マーキングして、

　　 自分の縄張りを周囲に、知らしめるのですから。）

 と、からかいます。

  みちのくの春はいまだ遠く、​３月​とはいえ肌寒い日に、この事件は起こりました。

　いわき本社での打ち合わせが殊のほか時間がかかり、会社を出た頃外はとっぷりと

   暮れておりました。

​   
              
　暗闇の田舎道を、いわき中央インターへとひたすら走るうち、突然尿意をもよう

　したのです。排尿出来る場所を、運転しながら目をこらして探しました。

　
　青森では、シートベルト を外し、いつでも排尿出来るよう臨戦態勢に入って

　いた時、ピッ～～～と警官にとめられ、シート ベルト着用違反で罰金刑を

　くったことがあるので、そこは慎重に・・・・

​​  行く手に、＜　村さ来　＞という、居酒屋の看板が見えます。

　これは＜　むらさこい　＞でなく、＜　​むらさき​　＞と読む事を、後で

　知ったのですが。 世間の常識は、酒を飲まない皇子にとって、非常識。


　まだお店は、開いていません。駐車場に車を停め、お店の横を駆け抜け、

  （　もれちゃう～～～！！！フラソワアーズ・​モレシャン！！　​）

​​​  といつものごとく叫びながら、​​​闇の中​​​を一目散に突進。
 
​​​

  ところが、ところが・・・・

 　
　あるべき地面が、突然足の裏から、消えたのでした。
 
   私の体は空中に舞い、そして落下～～～。
　　　

​　５メートル下へと・・・・


  何が起きたのか、一瞬わかりませんでした。
​　

　＜　じゃぶ～～～～ん　＞
　
　
　水量は膝下ぐらいでしょうか？ ​右肩​からもんどり打って、転落した先はなんと

   ​用水路​だったのです。


　　　　　　＝＝つづく＝＝　　　　​​

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