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想い出は心の宝石箱に。。。

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2023.01.19
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カテゴリ:私の履歴書
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 何が起きたのか?と、用水路の中で茫然自失。状況がわかるにつれて、右肩
 
 ​激痛​
が走りました。
 

   ともかく地上に戻らねばと、5メートル下から必死にコンクリートの壁を、よじ

 登ったのです。

 

 

   ​​♪ ハイホー、ハイホー・・・・ヨウ~レイヒ~ ♪


  

​​

   ( はいながら歩む、​這歩​、ハイホー。ハイホハイホのチューリンガン。

       ​ よれよれ、ヒーヒー言いながら登る、​​ヨ~レイヒ~

​         夜出て​きたから​、​
ヨーデル、おしっこもヨーデル   ) ​

 

   そんな馬鹿なこと、言っている場合か!!! 

                

 

   暗闇の中をなんとか、地上まで登りきりました。ドブネズミのような、びしょぬれ

 姿、
​​憐れ、 悠愛皇子!!!

 

   村さ来のドアーをドンドンと叩くと、開店準備中のおばちゃんが、怪訝そうな

 顔をして、
出てきました。


   ( あと、もう少しで、開けますから。)

   ( 裏の用水路に転落して。肩が痛くて、痛くて・・ すいませんが、救急車を

   呼んで、
戴けませんでしょうか? )

   ( あらら・・・それは、大変ね。あそこは、よく間違って転落するのよ。 )


 

    <  そうだったら、転落防止の柵​ぐらいしたら、どうなんだ!! >との

  怒りを抑え、こ
こはしたでにでて頼むしかない。


   ( すいません。救急車を至急、お願いします。 )

 

   いやあ~、この痛さは、尋常ではありません。痛くて、痛くて、目を開けて

 いられない
のです。
   

        

              

 

 
    10分ぐらい経ったでしょうか。

    ピーポ、ピーポとサイレンの音が遠くで聞こえ、それはやがて店の前で

 止まりました。

  うわあ~~~、 救急車に乗れる~~~!!!

 

 うん??そんなどころじゃない。水もしたたるいい男、もといびしょぬれの

 皇子
を、 隊員が車の中に招き入れ、毛布をかけてくれました。

 

   一人がマイクを握り、どなりたてます。

  ( 中年の男性、用水路に転落、右肩脱臼の模様。

             ・・・・・・・・・・・・ わかりました。 )


  どうも、搬送先の​救急病院​に、連絡しているようですが。


   ( 中年の男性、用水路に転落、右肩脱臼の模様・・・・・・・・・

   駄目ですか。)


       

    救急隊員と救急車3の写真

 


   引き受け先の病院が、なかなか決まらない。


 ( 中年の男性・・・・)


   うるさいなあ~~、もう~~中年、中年ってえ!!



   痛い~~~、痛い~~~!!! もう、僕ちゃん、ダメエ~~!! 早く、私を

 スキーに
​​いや病院に​連れてって~!!​​

 

   救急隊員が連絡をあちこちにいれること、30っと搬送先が決まったの

 でした。
​​緊急病院が引き受け拒否搬送先が決まらないまま患者が死に

 至るとは​
このような​
 ことなのでしょう。

  ​ 寒さと痛さの中でガタガタと震えながら、私はもはや失神寸前で

 ありました。

 

 

  

 

 

 ピ~~ポ、ピ~~ポと救急車は、闇を引き裂きながら病院へ。

  はたして、皇子の運命やいかに?!



 
  走る犬のgifアニメ走る犬のgifアニメ   ==つづく==   走る犬のgifアニメ走る犬のgifアニメ 走る犬のgifアニメ​​

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Last updated  2023.01.19 12:17:43
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