孤独死 。。。
にほんブログ村 同じマンションに、離婚されて一人住まいの、皇子と同世代の女性がいます。 スポーツジャーナリストを経て、ぼ私立大学の先生を務め上げただけに、 インテリ。男勝りの気性で、言いにくいこともズバズバいうので、人間的にとても 面白い。 マンションの自治活動に積極的に参加されることもあって、皇子とは顔を 合わせる機会も多いのです。年が明けたら拙宅でお茶でもとお誘いをしました。 具体的な日取りを決める為に彼女のお宅を訪問すると、まあ~~~びっくり!!! 同様に独り身で生活されいる、妹さんが急逝されたと。日頃電話で連絡はとり あっていたそうですが、年が明けて電話しても出てこない。不思議に思って彼女の マンションを訪れると、妹さんの死体をそこで発見。 いや~~、その時の彼女の気持ちって、心臓が停まるほどびっくりした でしょうね。孤独死が発見された場合、不審死として警察は一応解剖にはいり ます。遺体が遺族に戻ってくるのは、検死が終わってからになります。 このような亡くなり方は、特に都市部などの地域コミュニティが、希薄な地域が 多いとされます。また震災などによって、地域コミュニティが分断されている場合 にも、発生しやすいですね。 生活様式でみてみると、高齢者( とくに男性 )独身者(配偶者との死別を含む)親族がいないか、いても近くに住んでいない定年退職または失業により職業を持たない慢性疾患を持つアパートなどの賃貸住宅(隣家に無関心) まさに、彼女の妹さんも全ての項目に該当していたわけです。現代ではあえて 独居を選ぶ人も増えているわけで、潜在的な孤独死予備群は年々増加の 一途をたどっています。 孤独死はいまや社会問題として、広く認識されるようになりました。 70歳を越える後期高齢者へ、周囲の関心度が高くなる傾向があり、孤独死から 長期間気付かれないなどの問題が、抑制されているようです。 それと相反するように60代、特に65歳以下だと、逆に周囲から気づかれない 傾向があると。 その年代では、ある程度活発に行動することもあり、周囲が不在(突然に姿を 見せなくなるなど)に気付いても、何らかの事情で住居を離れているのではと 考えるなどして、結果死去に気付かないという事になるそうです。 東京23区内の65歳以上の孤独死者(賃貸住居内における)の数は、2002年の 1,364人から2014年には2,885人と2倍を超える増加。 性別に関しては、男性が女性の二倍以上の高率で孤独死しやすい傾向が、見られ ます。女性は日常的な近所付き合いなどがありますが、男性は職場でこそ人間関係 を持っていましたが、地域コミュニティに馴染むのが下手で、周囲に異常が発見 されにくく手遅れとなりやすいわけです。 老人問題は、痴呆や孤独死を含めて、地域で見守る事が肝要な なのでしょう。そして、常日頃から隣人との関係をよくしておくのも、大切な ことですね。 ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね ↓