今日は酔いますか? 。。。。
にほんブログ村 日本酒の消費量は年々減少し、メーカーの数も 40年前の約3500軒から、1500軒 まで落ち込んでいます。これは、< 日本酒 >というものの過去のイメージ が、 < 酒臭い、酒乱、絡む >など、中年以上のおっさんの悪いイメージから、なかなか 脱却出来なかたったことも、一つの理由にあると思います。 ( じゃかましい~~ !! )と、酔ってちゃぶ台をひっくりかえす。 そこに、茶碗酒と日本酒の一升瓶。 日本酒は、酒自身を楽しんで飲む、または憂さをはらす為に酔うまで飲むもので、酒が あくまで主でお料理は< おつまみ >のごとく、従なのです。 一方、同じ< 醸造酒 >でありながら、原料が日本酒のお米と違いブドウである ワインは、食べ物をおいしく食べる為に飲むお酒であって、ワインはあくまで従。 従って日本酒のように男社会だけでなく、お料理と共に女性にも楽しめるお酒として、 その地位を確立したわけです。 酒類販売(消費)数量の推移(PDFファイル/1,006KB)より抜粋連続式蒸留単式蒸留 清酒 合成清酒しょうちゅうしょうちゅうビール計平成81,213524032866,6979,657平成91,112514012916,3309,410平成101,052523932965,8579,456平成111,030554053175,5089,554平成12977584113245,1859,520平成13933604533384,6229,556平成14888624683644,1329,455平成15826634874353,7839,120平成16746634974863,6179,042平成17719634975023,4089,015平成18688674805203,3058,856※単位は千KL このような凋落傾向にある、日本酒業界の生き残り作戦が、日本酒の< 工業化と 農業化 >だそうです。前者は、昔ながらの杜士制度の廃止、四季醸造で生産コストを 抑えながら< 純米大吟醸 >を手頃な価格で売り出した、山口県の旭酒造。 同社の< 獺祭 (だっさい) >は、原料米山田錦を表面から77%削り、中心の 23%だけを残した< 磨き二割三分 >を筆頭に、コメの削り度合いを( 精米歩合 ) を変えた、純米大吟醸しか同社は造りません。この企業理念で、10年間で売上高は 約6倍にも増え、毎年二桁成長が続く、日本酒業界では一人勝ちとすら、ささやかれる 蔵元。 一方、農業化の代表としてあげられるのが、埼玉県蓮田市の神亀酒造。 コメの種類や栽培方法にこだわり、< 甘み・酸味・辛味・苦味・渋味 >の五つの味が 調和し、濃厚なコメのうまみ、そして燗がうまい酒を目指しています。 日本酒業界も過去の反省に立ち、若者及び女性という購買層の拡大を狙い、従来の日本酒 から脱却した酒の味を開発し、海外にも積極的に売り込むようになりました。あるアメリカ のワイン雑誌広告担当だった方の、面白いコメントは、 ( 約30年前に日本料理店で温めた燗酒を飲んだら、まるで<ジェット燃料か薬品> のような匂いが、悪夢のようだった。だが、10年ほど前にニューヨークの寿司店で 吟醸酒に出逢い、目が醒めた。 ) まあ~、日本人が初めてコーラを飲んだ時に、これはなんじゃ?薬臭い!!と思った のと、同じでしょうが・・・・ 日本酒年間出荷量約 60万kl のうち、輸出の割合はまだ 2%にもならないとかで、 米国のワイン消費量の 0.1%に留まっているそうです。 悠愛家では、おくさまがお酒をたしなまれ、彼女は毎日晩酌。 皇子は、ソムリエとして舐めるのですが、基本的には悠愛家はワイン党であっても、 お刺身などの日本料理の時には、やはり日本酒。 ということは、お酒はやはりお料理の従であって、日本酒といってもまさにワイン的な 飲み方だすな。 それでは、今日は酔いますかあ~。 ♪ 飲んでえ~ 飲んでえ~ 飲まれてえ~ 飲んでえ ♪ ブログ村ランキング、参加してます。下を応援クリックしてね。 ↓