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2005/04/15
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カテゴリ:思ひ出話

帰国のための荷詰めをじょじょに進めている。

大学受験時代に様々な教材から集めた気に入った英語の表現を書き集めたノート、ヘルスケアや刑事政策など大学時代の自分の興味を扱った新聞記事のスクラップブックなど、大切にしていて日本からアメリカに持ってきたはいいものの1度も見ていなかったものも多い(笑)。

そんなグッズの中に、就職活動中のエントリーシートや履歴書を挟んだクリアファイルを発見した。

社会に出る前の期待と不安を抱えながら自己分析に明け暮れ、仕事としてやりたいことを真剣に見つめていたあの頃に考えていたことを振り返るのは今の自分にとっても非常に刺激になる。

そのクリアファイルの中に、「大学生活における私の人脈」という文章を発見した。

おそらくどこかの企業の課題作文か何かだったのであろうが、自己の記録を兼ねて多様な人脈が1つにつながることの不思議さを紹介したい。

ウィットの効いた面白い文章ではないが、まあ、企業の選考向けの作文で遊び心を発揮する器の大きさは持ち合わせていなかったのだろう(笑)

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私の学生生活のキーワードは、ボクシング(以下B)、大学(以下U)、アルバイト(以下A)の3つである。


Bの中心は私がプロボクサーとして所属したKボクシングジムであり、前世界スーパーフライ級チャンピオン、Kさんを始めとする40名のプロボクサー、コーチ陣、さらには小学生、働く女性から50代のおじさんまで幅広く在籍する練習生との交流があった。

まさに様々な背景を持った人々の集まりである。


Uの中心は大学のKゼミである。男子11名、女子17名のゼミ生が脳死と臓器移植について、はたまた少年法の改正について、教授を囲んで議論を交わす。

国際交流のサークルでは大学で学ぶ留学生の日本での学生生活のヘルプを行った。

留学生が生きた日本語を身に付けるお手伝いをするカンバセーション・パートナーなど、彼らとの公私に渡る交流から、様々な物差しの存在を実感している。

4年間で14個選択した体育の授業では交友関係を広めることができた。

体育はゼミと並んで適度な人数で生徒同士の交流がある数少ない授業であり、多くの仲間、顔なじみの先生を持つことができた。(ちなみにその内訳は水泳×4、バスケ×3、社交ダンス×2、バレーボール、エアロビクス、フライングディスク、ボクシング、ラクロスである)


Aの中心は家庭教師である。

大学在学中に中三から高三まで6人を教え、私を必要としなくなる方向での指導を行った。

おかげで卒業前には見事に失業することができた。

また、大学入学以来、郵便局の簡易保険の集金のアルバイトを続けた。

集金先は八百屋、おもちゃ屋、肉屋、洋品店など、個人で経営する商店がほとんどである。

おかげで近所のおじちゃん、おばちゃんに知り合いが多い。

最近は皆、口をそろえて売上の低迷を嘆いていた。

店にお客様がいたため集金を後回しにする「待ちの機会」が確かに年々減っていたように思う。


BとUのつながりには大学のボクシング愛好会がある。

20人規模の立派なサークルで、主に指導を行った。

他のジムに通う友と練習をしたり、どちらかと言えば見る側のボクシング好きであるメンバーに、やるボクシングの楽しさと少しの厳しさを教えていた。


BとAのつながりにはPスポーツクラブにおけるボクササイズインストラクターのアルバイトがある。

ボクササイズとはボクシングとエクササイズを融合したスポーツであり、主として女性が対人練習を除くシャドーボクシングやミット打ちを行うものである。

10代から40代の働く女性や主婦の皆さんにボクシングの基本と応用を教え、一般男性にむやみにその技術を使わないようにお願いをした。


以上、B・U・Aと分けて私の雑多な学生時代の人脈を書いてみた。

しかし、これまで3度だけ、このB・U・Aの人脈が一堂に会したことがある。

それは私のプロボクシングの試合であった。

ボクシングジムの先輩、仲間、大学のゼミの友人、国際交流サークルの友人、体育の友人、ボクシング愛好会の友人、ボクササイズの生徒さん、家庭教師の教え子など、60人もの人々が安くはないチケットを買って応援に来てくれた。

それが個人同士のつながりに基づくものであったことを忘れてはならない。

あの声援は一生の宝物である。

これからも、多くの人々と「顔の見える付き合い」を持つことで自分の人生を豊かなものとし、社会や周囲の人々に対しても意欲的に還元していきたい。

(以上)
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紙に書かれた文字を書き写しながら、相変わらずの教訓じみたオチにこっぱずかしくもなったが(笑)、私の人脈に対する態度はこの時から少しも変わっていないことを確認することができた。

1つ付け加えるとすれば、ブログの登場が「顔の見える付き合い」という制限を部分的にであっても解除してくれているという変化・収穫があった。

でももうリングに立つのはちょっと厳しいなあ。

なんせ高血圧ですから(苦笑)←昨日の日記参照


さて、今の私の人脈をキーワードで表したらどういうことになるかな。

学生時代、仕事、留学の三本柱と言えるかも知れない。

それほどまでに留学が私の人生にインパクトを与えているのは事実である。

付き合いによってオーバーラップする部分もあるが、それぞれの柱をいかに伸ばしバランスをとっていくかは自分次第だ。


これからもこの三脚を磨いていこう。







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Last updated  2005/04/15 04:20:19 PM
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