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カテゴリ:アメリカ文化を考える
ビジネススクール主催の卒業記念ディナー&ダンスパーティに夫婦で参加した。 会場はジョージタウンのパークハイアットホテル。 最後のパーティくらいおめかししないと。 というわけで結婚式以来人生2度目のタキシードに身を包んだ。 せっかく購入したおべべの減価償却も進めていかないとね(笑)。 すべての試験を終えてすっかりリラックスした多くのクラスメイト達の姿がそこにはあった。 おいおい、スーツこそみんな着てはいるけど、タキシードなんて俺くらいしか見当たらないじゃんか! おかげで「I love your bow tie!」(その蝶ネクタイ、いかしてるね~!)と、多くのクラスメイト男女にモテモテだったが(笑)。 一年目は必修クラスでほぼ毎日顔を合わせていた彼らであったが、二年目に入って各自が専攻を学ぶようになってからは全く会えなくなっていた人達も多い。 「Congratulations on your graduation, we made it!」 (卒業おめでとう!やったね!) この合言葉を交わした後はこの2年間の思い出を振り返り、さらにお互いの卒業後の進路を語り合う。 政府の重要機関や大企業に就職が決まったアメリカ人、自国にある親の会社に戻って後継ぎ候補として精進を続けるインド人やスイス人、アメリカにおいて自分で会社を立ち上げるフランス人、アメリカの金融機関に就職を決めアメリカにとどまる韓国人などなど、彼らの多彩な進路を聞き、改めて我がビジネススクールの多様性に感心した。 一方でまだ就職の決まっていない人たちも少なからずいる。 まだまだジョブマーケットは厳しいようだが、彼らにも希望の職が見つかりますように。 会話の締めは必ずと言っていいほどこれ。 「Keep in touch! OK?(これからも連絡取り合うぞ!いいな?)」 この言葉がただの社交辞令に終わって関係が途切れるのか、それとも有言実行で世界に広がるネットワークを公私に渡って駆使できるようになるのか、それはひとえに我々の行動次第である。 今ここに書き込むことで自分へのリマインダーと激励としたい(笑)。 会場はホテルの大広間であり、食事のための複数の丸テーブル、バンドのステージ、そしてダンススペースが用意されていた。 食事開始とともにディナーショーも始まった。 優雅な感じだー。 ここで本日のコース料理の紹介を。 とろけるチーズと野菜がパイ生地に包まれた前菜 サーモン照り焼き。 薄いチョコレートに包まれたレモンシャーベット いやあ、満足、満足。 これら料理の数々、貧弱な私の説明だけみても明らかに伝わらないな(苦笑)。 まあ、百聞は一見に如かずですから。 百見は一食に如かずということも言えますけど(笑)。 そうこうしているうちにダンスパーティが開始し、多くの人たちがダンススペースへ繰り出して踊り始めた。 嗚呼、これがアメリカが舞台の映画によく出てくる「プロム」(高校・大学卒業時のダンスパーティ)というやつだな。 往年の名曲、テンプテーションズの「My Girl」が歌われるなど、選曲がオールディズでなかなかツボにはいった。 しみじみしながらもせっかくだから我々も踊ってきた。 ものすごいてきとー(苦笑)。 せっかく大学時代にモダンダンスとラテンダンスの両方を体育の授業で学んだ私であるが、正直ほとんど覚えていない・・・。 こういう場でさらっと踊れるアメリカ人ってかっこいいよね~。 帰国したらまた習いたいなあ。 卒業を目の前にしてアメリカ文化をまた体感したのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/05/21 03:20:54 PM
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