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カテゴリ:アメリカ文化を考える
ネットで無料動画ニュースを流しているMSNBCで面白いニュースを見た。
その名も「U.S. students learning Chinese」 (この動画ニュースへの直接リンクは こちら から。3分間ほどの本編が始まる前に15~30秒のランダムCMを見ることになる。←この辺りが無料動画を無料足らしめる理由なのだ) 全米の30以上の州の公立学校で約24000人の生徒達が中国語教育を受けているというのである。 なかでも力をいれているのがシカゴ。 この都市だけで3000人以上の生徒達が中国語を学び、アメリカの中国語教育を牽引しているという。 シカゴの市長は「グローバル社会を勝ち抜くのに中国語はこれから必要」と強調する。 中国が経済的に躍進しているという事実だけでなく、英語を母国語とする人口の約2倍、12億人以上の人口を抱える存在感をアメリカも無視できなくなっているのである。 多様な人種が集まるアメリカの小学校の教室で中国語の授業が進められる様子は非常に新鮮だった。 この教育体制が功を奏せば、近い将来、英語を母国語とし中国語を流暢に操るアメリカ人が次々に登場するのだろうか。 私がワシントンDCのビジネススクールに留学していたとき、すでに中国語が完璧で日本語も日常会話はいける黒人のアメリカ人がクラスメイトにいた。 しかも彼はエンジニアのバックグラウンドを持ち専門性も有している。 彼は例外だとしても、進み行く国際社会において我々日本人はそんなアメリカ人達に果たしてかなうのだろうか・・・・。 日本人も中国語を学ぶ必要性がより高くなっているのかもしれない。 英語、中国語、そして国語(日本語) 1つでもしんどいのに、こりゃあ大変だー。 外国語教育の方向性もこれからまた問われていくことになるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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