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2006/02/14
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カテゴリ:おべんきょう
仕事帰りにバスで30分ほどのところにある生涯学習センター(図書館みたいなとこ)に行ってみた。


簿記の試験が2週間をきってるというのに家じゃてんで勉強ができないからである。。。


昨日はテキストを開いたまま視線はテレビにくぎづけで、女子ハーフパイプ予選・決勝→男子500mとオリンピックにはまっていた(苦笑)。


家じゃやっぱり勉強できないんだ!←気付くの遅すぎ


これじゃいかん!というわけで勉強の場を外に移したのだった。



自習室に足を踏み入れると、そこには大学受験勉強に励む高校生が大勢いた。

背広にネクタイのおじさんなんて私1人だ(涙)・・・。


そこらじゅうで所狭しと広げられる参考書と問題集の数々、熱心に勉強に取り組む学生達に圧倒されたが、励みにもなった。

この重苦しい雰囲気も懐かしい(笑)。


彼らは何をモチベーションにどのような方法で勉強に励んでいるのだろうか。


高校生2年生のとき予備校の英語の授業で出会った記事を思い出した。



「Six Keys to Quicker Learning」(よりよく学ぶための6つの鍵)


Reader's Digestというアメリカの雑誌に掲載された記事なのであるが、私のそれ以降の勉強に対する姿勢に非常に大きな影響を与えている。


何度も読み返している記事であるが、そこまで革新的なことを言ってるわけではない。

高校生の私が真剣にこの記事を読み込み、そして感動したのは「それが英語だったから」ということも大きく関係しているかもしれない(笑)。

当時はアメリカの雑誌の記事を読むなんて超至難の業であり、調べる単語の数も尋常じゃない。

最終的に意味がわかっただけで感動ものなのだ!



それでもやはりいい事が書いてあると思うので、今日は学習におけるこの6つの鍵をご紹介したい。



1.Look at the big picture first (まずは枠組みを捉えよう)


新たな物事を学ぶとき、あるいは仕事のために何か新しいことを理解しなくてはときには、いきなり細かいところに突っ込むのではなく、まず全体像を把握するべきだというのである。

例えば、本であれば目次を読む、新聞であれば見出しを一通り見るといったことである。

私は朝の通勤電車に揺られる15分のなかで新聞を一通り読むことを日々の目標にしている。

どんなに興味が惹かれる記事があっても読み込まないように我慢し、付箋をつけて次に進むことにしている。

なかなかうまくいかないのだが(苦笑)。




2.Slow down and talk to yourself (ゆっくりと自分に語りかけよう)


簡単な情報を得るためには速読も有効であるが、自分にとって複雑でややこしい事項を理解するためには音読がより力を発揮するということである。

実際に声を出して読む、あるいは実際に声を出さなくとも心の中で音読をすることによって対象が頭に入りやすくなるというのだ。

この理論については音読プログラムを入れた大学生グループの方がそれをしなかったグループよりも有意に成績が良かったというアメリカの研究も紹介されている。

私に独り言が多いのは単に寂しがりやさんなだけではないのだ!!





3.Practice memory-enhancing techniques (記憶術を鍛えましょう)


記憶術は目的ではなく手段である。

しかし、目的を達成するために強力な味方となるのだ。

この記事でもいろいろな例が紹介されているが、気に入ってるのが「HOMES」(ホームズ?)

アメリカの五大湖(Huron, Ontario, Michigan, Erie, and Superior)の頭文字を集めたものである。

この部分を読んで以来ずっと覚えてるもんなー。

位置まではわからないけどね(苦笑)。



私が小学5年生だった頃、兄が大学の受験勉強をしていた。

兄は語呂合わせが大好きで様々な科目に応用していた。

「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」に代表される歴史の年号暗記法に始まり、英単語にまで日本語の語呂合わせを用いる参考書もあった。

今でも覚えているのがこの2つ。


・「ラーメン食べる(lamentable)『悲しい』学生」


・「アゴに(agony)『苦痛の』アッパーカット」


しょ~もないけど、残るでしょ(笑)?


正直、この記事に出会うまでは、「語呂合わせなんて邪道だろ!」と毛嫌いしていたのだが、短期記憶(short-term memory)を長期記憶(long-term memory)に変える手段としての語呂合わせの効用についての説明を読み、ものの見事に宗旨変えしたのだった。

今でも中国の王朝を殷から清まで言えるのは、ひとえに「アルプス一万尺」のメロディーに乗せて歌う有名な暗記法のおかげなのだ。(他にもそういう人いませんか?)


そうそう、今日の自習室でも古典単語を語呂合わせで覚える参考書を見かけたなあ。

その名も「古典単語ゴロ565(ゴロゴ)」

表紙にはマユゲの太いごっついスナイパーが機関銃を構えている。

さいとうたかを先生の絵では絶対にない・・・。

語呂合わせはいいけどパクるんじゃない!!




4.Organize facts into categories(事象をグループ別に分類しよう)


いっぺんに多くの情報を受け取ったときにどう対応するか。

バラバラのまま消化しようとするよりも共通点を見つけてグルーピングした方が効率も高いだろう。

記事で紹介されている研究では、学生を2つのチームに分けて112個の単語を提示し、どれだけ覚えているかを比較した。

一方のチームでは112個がバラバラに並んだまま提示され、もう一方のチームには「スポーツ」、「動物」、「職業」などのグループ分けがなされた状態で提示された。

グループ分けをされていたチームの方が3倍以上よい成績だったという。

カテゴリーの分け方こそがポイントとなり難しい部分もあるのだが、このアイデアは正しいと思う。




5.Focus your attention(自分が何に注目するかを明らかにしよう)


のっている時はいいものの、勉強、仕事は時に嫌気がさすものである。

そんな時、こう自問するのだ。


「この仕事に取り組むことによって(この記事を読むことによって)私は何を学びたいのだろうか?そこで得た経験・知識は自分にどんなプラスとなるのだろう?」


言わばモチベーションのセルフコントロールである。

目の前のめんどくさい計算の数々も後に控えるこの目的達成のためにやるんだ!といった現実逃避、いや自己奮起によって乗り越えるのである。

この自問自答の答えが「得るものなし!」だったり、方向が哲学的深みに入ってしまったときには辛いものがあるが(苦笑)、その時はそれが答えなのだ!←ちょっと強引かな・・・?





6.Discover your own learning style(自分の勉強スタイルを発見しよう)


やっとこ最後である。

自分の勉強・仕事の成果を最大化できるのはいったいどんな環境なのか。

静寂の図書館の中なのか、賑やかさがBGMともなるカフェのテーブルなのか、あるいは友人・同僚とのディスカッションを通じてなのか。

時間は朝?夕方?それとも深夜?

数え切れないほどのチェック項目があるだろうが、それぞれにつき自分のお気に入りの状態があるだろう。

それらを把握しベストな環境作りを実践することで学習効果も最高となるというのである。

私について言えばこの部屋は勉強に向いていないということだ(笑)。

たった今も気合い入れてこの日記を書くことでぜんぜん試験勉強できてない。

ぜんぜん成長してないじゃん(苦笑)・・・。




というわけで、かなり長くなってしまったが、学習における6つの鍵をご紹介させて頂いた。


人の学び方は十人十色。


そしてどんな形であれ勉強は一生続けていくということも事実だろう。


楽しみながら仲良くお付き合いさせて頂こう。






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Last updated  2006/02/15 12:30:33 AM
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