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カテゴリ:北の大地から
シンガポールに駐在されているお義父さんのブログにこんな記述が。 『何と言っても我が家の「食」に関する関心度は異常なまでに高く。なかでも「婿殿」は、札幌での単身生活を日記にしているが「食」に関することがよくでてくる。(笑)』 これは激励だろうか、戒めだろうか。 もちろん激励だ(笑)! というわけで本日の日記ではちょっと溜め込んでいた北海道の食の写真を今日行った石狩温泉とも絡めて一挙紹介したい。 こんなに食事を写真に取りまくってるのは私とドクター中松くらいではないだろうか・・・・? 35年間すべての食を1万枚も撮影し続けたというのはすごすぎるが(笑)。 私の場合はふだんは質素に食べてる分、いい物を食べたときは写真に収めて後で鑑賞したくなるのである。 それではめくるめく北の味、開始! まずはとある小料理屋で食べた「あわびのカレー」 シーフードはカレーもおいしくするんだなあ。 お次は職場の近くの寿司屋のランチで食した穴子天丼。 ころももサクサクで、穴子好きの私にはたまらない逸品。 こちらは以前も写真付きで登場した「なごやか亭」の八軒店の生ほたて。 つぶの大きさと舌触りのなめらかさはなかなか真似できないだろう。 アフロパーマの軍艦ではない。 岩海苔の天ぷらがのっているのだ! さっくりした天ぷらの中から芳しい磯の風味が溢れ出す・・・。 ところで皆さんは寿司を食べるとき、醤油をどのように付けているだろうか? シャリじゃなくてネタにちょびっと浸すのがやはりいいだろう。 しかし、一般の握りであれば容易だが、軍艦の場合は逆さにすると具が飛び出してしまう恐れがある(苦笑)。 ガリを醤油に浸してそれをハケのように使って軍艦の具に馴染ませるという技も聞いたことがあるが、醤油味のガリもちょっとなー。 そんな時にはこの一品。 上部のボタンを押すことで一滴ずつ醤油が出てくるのだ。 これなら軍艦にも具に直接醤油を適度に落とすことができる。 札幌に来ていろんな回転寿司屋に行っている中でこの一滴醤油挿しは「なごやか亭」だけだが、かゆいところに手が届くいい演出だと思う。 さて、ここからは今日行った石狩温泉レポート。 「簿記の試験が終わったら温泉に行こう」 こんな合言葉があったのだ。 連れて行ってくださったのは石狩出身のKさんとTさんのお二人。 留学時代に知り合って現在もワシントンDCの大学院で公共政策を学んでいるNさんが私の札幌赴任を知って、脱サラして石狩で公認会計士の勉強に励むKさんをメールを通じて紹介してくれたのだ。 さらにKさんから彼の幼馴染で公務員をされているTさんも紹介して頂いて、札幌における数少ない同世代の友人としてお付き合いさせて頂いている。 さらに偶然にもTさんも私と同じ簿記を受験すると判明したため、簿記1級を持っていて公認会計士の勉強をしているKさんを共通の師匠にして勉強に励んでいたわけである。 石狩は初めてだった。 温泉ツアーの始まりは腹ごしらえから。 石狩の有名ラーメン店、「麺や雅」は札幌におけるラーメン博物館、『ラーメン共和国』にも出店するほどの腕前である。 写真は「やきラーメン」醤油味・ねぎ乗せ 焦がして味を深めた鶏+とんこつスープがベース。 う~む、濃厚なスープが麺にからんでいける!! 本日行ったのはこちらの温泉。 日本でも有数の公共温泉、番屋温泉@石狩である。 内部はさすがに写せなかったが(笑)、海岸線が見える露天風呂はなんとも言えず極楽絶景であった。 また、裸の付き合いをしながらKさん、Tさんと人生を語り合えたのもよかったなー。 風呂上りに向かったのがここ! その名も『サーモン・ファクトリー』!!! うん、『鮭工場』よりいいネーミングだ(笑)。 昔フジテレビが主催した『夢工場』なるイベントに行ったことがあるが、ここはまさに私にとっての夢工場だった・・・・。 まずは丸ごとな方々 そして子沢山な方々 すじこ、イクラの試食なんて初めてだった・・・・。 親子な方々も充実 鮭とみりんのハーモニーが奏でる音色はさぞかし甘美なものでしょうなー。 ハラス! カマ! この二品の前でパブロフの犬よろしく立ち尽くしていると、店のおじさんから声を掛けられた。 「お兄ちゃん、1人暮らしかい?食べやすいように焼いてあげようか?」 読心術か!? この後私がなにを購入してこれから晩御飯に何を食べるかは個人情報保護法案の適用により伏せさせていただきます。 今日(2006.03.05付)の日経新聞の最終面、『漢字コトバ検索』では中国古典における「顰蹙(ひんしゅく)」の用いられ方が紹介されていた。 意味としては「眉をひそめ額にシワを寄せて不快の気持ちを示すこと」 しかし、「不愉快を表すしぐさだが、それがすぐ激烈な攻撃に直結はしない」ということである。 こんな北の味自慢日記を書いていて、多方面から顰蹙をかっている予感がしたもので・・・。 特にアメリカ方面からは具体的に「眉をひそめ」た方々の顔が浮かぶ・・・(笑)。 皆さん、「顰蹙」の意味をご理解の上、激烈な攻撃はお控え下さいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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