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カテゴリ:北の大地から
ToneHide亭に初の宿泊ゲストを迎えた。 フランスから日本語を勉強しに留学中のJ君。 帰国前に日本国内旅行をする彼に札幌周辺を案内して欲しいと公私ともにお世話になっている方から請われての私の出番である。 北海道ビギナーの私でもできることと言えば・・・・。 温泉&うまいもん これを伝えることだろう! というわけで向かったのがここ。 これって「歓迎」じゃなくて「脅迫」だよね・・・・(苦笑) バスに乗ってしばらくすると窓からはまた別の方がメンチを切っていた。 これね、相当でかいっす。。。 彼が何を指差してるのかは最後までわからなかった。 でも見方によっちゃ、片手を腰につけ、片手を天に向けるサタデーナイトフィーバーのジョン・トラボルタの左横でポーズとってても違和感ない茶目っ気ぷりもGoodですな。 そうこうするうちに日帰り温泉&昼食プランを予約した宿へ到着。 それにしても、初対面だった昨日の夜ご飯の時から気付いていたが、J君の賢さは天下一品である。 22歳にして母国フランス語を始め、中国語、英語、ロシア語、ドイツ語を操り、今勉強している日本語もコミュニケーションに問題はない。 今回もここぞという時は英語を経由しているが、ほとんど日本語で会話している。 現在のフランスの暴動について話していたとき、「若者のカンネンケイタイが・・・」という発言が理解できずよくよく聞いてみたら、なんと「イデオロギー」の日本語、「観念形態」であった。 あなた、日本に来て半年も経ってないんでしょ?! こういうスーパー多言語マスターの人ってどういう頭の仕組みになってるのかといつも不思議に思う・・・。 現在大学院で専攻している言語学ではその天賦の才能を十二分に生かしていることだろう。 その中でも中国の古典漢字を研究したいと言う。 なぜヨーロッパではなくアジアなのか、そして古典なのかと聞いてみた。 その答えは、アジア言語特有の漢字はアルファベットとは違い文字自体に意味、哲学、思想があり、その奥深さを研究してみたいから、だという。 私も漢字を扱う一アジア人として深く感心させられた。 その前に、登別駅の送迎バスのおじさん! どっからどう見ても日本人の私に向かって 「バ、バスチケット、プリーズ」 なんて目をそむけながら聞かないでよ(涙)!! 別にいいんだけど、何かが間違ってるぞ、うん。 さて、ちょうど影の総統のような写りのナイスな温泉ショットを一枚。 中のおじさんもいい味出してるでしょ(笑) 風呂の合い間にはこの豪華ランチが!! 毛ガニ丸ごと一匹は初めて食べた・・・。 北海道も温泉も浴衣もこういう食事も初めてだというJ君にとっていい思い出になってたらいいな。 しかし登別はそう簡単に我々を帰してはくれなかった・・・。 駅には奴がいたのだ!! 2.5メートルくらいはあったんじゃなかろうか・・・。 もう熊はやめて~。 (トラウマ形成の一部始終は過去の日記inヨセミテから) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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