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カテゴリ:北の大地から
メンズエステで脱毛をしてきた。
この一言で驚かれた方は私を知っている人だろう(笑) すね毛が気になるお年頃だからではない。 ヒゲ脱毛というやつを体験してきたのだ。
私は三度の飯よりヒゲが濃い。 いや、1日2回ヒゲを剃らないといけない父よりはましなのだが(←遺伝かい)、1日に1回は剃らないとジョリジョリしてくる。 昔24時間勤務をしていた頃、仕事終わりには「お、泥棒がいるぞ!」と同僚からツッコミを受けていた。。。 海外旅行中はヒゲを放置するのだが、学生時代に2度行ったインドでは1回の旅行で現地のインド人に3回ネパール人と間違われた。 確かにアメリカ留学中はネパール人のクラスメイトと仲良かったけどさー。 (参照過去日記:2004-10-24- 多国籍チーム大健闘!:最後までヒンドゥー語は理解できず・・・・)
シャワーを浴びて、ニュースを見ながらご飯を食べ身支度をする忙しい朝の貴重な時間をヒゲ剃りに費やすのはけっこうしんどい。
これで毎日のヒゲ剃りから解放されるなら安いじゃん! TBCと言えば大手だから心配はそんなになさそうだし、2千円なら効果がなくても笑って許せるしやってみるか。 それにしてもなんでこんなピンポイントなお知らせが・・・・(苦笑)。 よく葉書を見ると私の加入しているカード会社のマークが切手の位置に。 なるほど、カード会社が自社の顧客の性別・年齢などのデータを元に広告代理業を行っているというわけか。 でもこれって今のご時世許されるのか? まあ、今回の主題ではないのでこの話はおいておいて、ともかく予約をして札幌のMen's TBCに行ってみた。
雑居ビルの6階に位置する店舗はこじんまりした感じ。 まずは面談ということで、男性スタッフに今回の脱毛の方法の説明を受けたり希望の部位などを聞かれたりする。 なるべくヒゲの伸びた状態で来て欲しいというので今朝は剃らずプチ泥棒状態(笑)。
今回やってもらったニードル脱毛法は、毛穴ほどの細い針を利用して脱毛していくもの。 レーザー脱毛よりも歴史のある、確実性の高い永久脱毛として長く利用されているそうな。 脱毛にもいろんな技術があるんだなー。 また1つ、これから役立つか不明なトリビアが増えてしまった(笑)。 一方で育毛や植毛に関しても様々な技術、薬品が市場に出回っているのも逆説的な感じがする。 ここで一句
向こうも商売だしそういうとこは小出し作戦でくるな、さすが(笑)。 じゃあしょうがない、というわけで鼻の下の部分を希望してみた。
高周波が目に入らないようにとアイマスクをつけさせられ、ホースのような機器が鼻の下に近づき、ヒゲが一本引き抜かれた。
「いてぇ!!!!」
ほんと、涙が出てきた・・・。 この痛みはなんというか、 普通に毛抜きで眉毛とか抜く時の痛み + 短い毛を引っこ抜く時の痛み + 口の周りの敏感な部分の毛を引っこ抜く時の痛み + 電流の痛さ
叫びこそしなかったものの、明らかに痛がっている私をみてスタッフは聞く。 男性スタッフ:「大丈夫ですか?鼻の下は敏感だからちょっと痛いかもしれませんね。別の場所にしましょうか?」
その昔、後楽園ホールの地下の医務室で試合後に麻酔無しで眉毛と目の間を5針縫われた経験があるのだが、正直、それよりも痛かったような気がする。。。 まあ、あの時は体中痛かったのでわけわからなかったのかもしれないけど(苦笑)。
デジカメで写されたビフォア・アフターの写真を見比べる。
あんま変わってないじゃん・・・・・
そりゃ2つを見比べりゃ抜けた部分はわかるけど、依然として鼻の下にはその他大勢のヒゲさん達が絶大なる存在感をアピールしている。
男性スタッフ:「効果を感じられるようになるのは180分くらいやってからですね。これで30%です。そして360分で青みがなくなる60%、540分でほとんどなくなる90%になります」
(注:もちろん一気にやるわけではありません(笑))
真のヒゲ脱毛はあの痛みに耐える体力、出費に耐える財力、この両方が備わった者にのみ許された特権なのだ。 勉強になりました。 マーケット的には興味深い分野なのだが、こうも高いと市場の拡大はまだまだ難しいだろうなー。 いつかまたあの脱毛を経験する時が来るのかどうかわからないが、当分はせっせとヒゲを剃ることに致しましょう(笑)。
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