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2006/04/24
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カテゴリ:北の大地から


東京に飛んで友達の結婚を祝ってまた札幌に飛んで帰ってきた。


結婚式は何度出席しても嬉しい気持ちにさせてくれる。

Nよ、末永くお幸せに!


それ以外にも家族の誕生日を祝う食事会や小学校のミニ同窓会(オフ会(笑)?)、大学時代や留学時代の友人との再会など、今回も盛り沢山で充実した帰京であった。


帰りの飛行機の中では、「孤独を生ききる」(瀬戸内寂聴)を三分の一くらい読んだ。

今週末に向かうアフリカへの長い旅路の友にとこの滞在中に買った本なのに・・・(苦笑)。



「人間は生れて死ぬまで孤独な動物だ」



(まだ読んでいる途中であるが)著者の首尾一貫したこの主張は正しいと思う。

そしてそういった孤独は日々の生活で感じる形而下的な不幸(別れ、挫折など)に起因することが多い。

だからこそ、因果を見つめることで自分が感じる孤独と向き合うことが解決となることもある。



「どんな苦しみでも悲しさでも、人間は、生きて耐えていたら、いつの間にか『時』が薬になって少しずつ癒してくれるものなのです」



我々に与えられた「忘却」という能力が「神仏の劫罰なのか恩寵なのか」は私にもわからないが、著者が「日にち薬」と呼ぶ、時間の持つ作用も我々にはかけがえのないものである。



なんて、前半から奥深く考えさせられる本であるが、続きは今度こそ旅路で読むことにしよう。


人生が本質的に孤独だということを受け入れることも大切だと思い始めているが、私が今とっている人生への態度は対極にあると言えるかもしれない。

つまり、自己の孤独を見つめる作業よりも他者への関心を広げて掘り下げる作業に意義を見出している。


私の人生の愛読書であるドイツ強制収容所の体験記録『夜と霧』


その作者である精神医学者、V.E.フランクルは別の著書、『「生きる意味」を求めて』でこのように述べている。



「生き残れるかどうかは、この苦しみ、この人生が『何のためのものか』という方向性、あるいは『誰のためのものなのか』という方向性を持っているかどうかにかかっている」



言い換えれば、「あなたを必要とする何か、あなたを必要としている誰か」に気付けるかどうかということである。

この『自己超越性』こそが私の生きる活力、人生に対するモチベーションと言っても過言ではない。



人生の孤独と向き合うこと、そして、他者との交流を通して自己超越性を感じること。

この両者は決して矛盾する関係にはないと思う。

自己と他者、両者との対話をこれからも大切にしていきたい。








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Last updated  2006/04/25 12:26:14 AM
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