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2006/06/25
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カテゴリ:北の大地から
トンネルを抜けると・・・・



トンネルを抜けるとそこは・・・・



第一回 積丹ソーラン味覚祭り


というわけで職場の上司と2人で「第一回 積丹ソーラン味覚祭り」へやってきた。


積丹と言えば、以前食べたウニ丼の産地である。


エコエコアザラクエコエコアザラク・・・・


「エコエコアザラク・・・」なんて幻聴が聞こえたのは私だけであることを祈ろう(笑)

このように大勢のおばさま方が丹精込めて作った海鮮味噌汁がこちら。




海鮮味噌汁


海老や貝で出たダシに豆腐がよくマッチしてた。


Yakimono


数ある焼き物の中で私が食べたのはタコの串焼き。

正直まだ焼けてない半生状態だったが(笑)、刺身でもじゅうぶんいける鮮度だったのでかえっておいしかった。

他にもエビチリならぬ「タコチリ」を食べたが、これもプリプリしててうまかった。


周囲はすぐ海である。


seaside


イカ釣り漁船も待機中だ。


イカ釣り漁船



しかしこのイベント、二時間半かけて現地に来た我々を満足させる何かに欠けていた。

やっぱりウニ丼とかイクラ丼とか、海鮮を豪快に安く産地ならではの提供をして欲しかったなあー。

フランクフルトとかたこ焼きとかはいいからさー(笑)


学生のボランティアもけっこう見かけたし、地域の皆さんの交流・憩いの場となるイベントとしては良さそうであったが、積丹の海鮮という「味覚」を楽しみにきた我々のような観光客的立場の人間にはちょっぴり期待はずれであった。

観光バスで群を成してきていたおじさま、おばさま方はどう感じていたかなあ。

主催者の意図にもよるところだが、イベントというものの難しさを考えさせられた。



てなわけでこの祭りには一時間も滞在しなかった我々が次に向かったのはここ!


神威岬by美川憲一



積丹半島の神威岬である。

このポスターは実際に現地の土産物屋に貼ってあったものであるが、いやあ、濃い(笑)。

残念ながら空が曇ってきてしまったが、岬の先端に向けてハイキングを楽しんだ。


the road to Cape Kamui


ものすごい突風が吹き荒れるなか細い道を歩くのはけっこう怖いものである・・・。

強風に耐え崖に咲くユリ科のエゾカンゾウも美しい。

(もちろん私は花に詳しいわけはなく、たった今ネットで探し当てた(笑)


flower


空がどんよりなのが口惜しいが、海岸線も神秘的できれいだ。


sea side @ Cape Kamui


20分くらい歩いただろうか。

やっとのことで先端へ。


Cape Kamui



あの岩のさらに向こうに行けばロシアにつくんだなあ。

強風に吹かれながら、自分が北海道にいることを改めて実感するのであった。


また引き返すこと20分。

coming back from Cape Kamui


いい運動になったなー、このハイキングは。

でも駐車場に到着するとすぐソフトクリームを食べてしまった・・・。

すげーうまかった。

しかしこれは計算づくのワナにはまったということなのだろう(苦笑)。



疲れた老体2人が次に向かったのはこちら。


Onsen @ Shakotan


海の見える露天風呂最高!!

しかし、以前石狩堪能レポートでも紹介した石狩の公共温泉「番屋の湯」が経営不振に陥り最近になって企業へ売却されたというニュースを思い出してしまった。

2002年にできたばかりという真新しいこの公共温泉も経営は大丈夫であろうか・・・。

頑張れ、公共温泉!!


さて、この旅のフィナーレを飾るのはもちろん・・・・


ウニ!イカ!イクラ!


「ウニよしイカよしイクラよし」の三方良しとは言ったものだ!

(注:本当の三方良しは「売手よし、買手よし、世間よし」です・・・)


こうして味覚祭りの仇をしっかりとって満足したのであった。



これまでも多く実況してきた北の海鮮三昧。

とても贅沢であるしおいしいことは間違いない。

しかし、最近私の頭をよぎるのがこの疑念である。



「北海道は素材の良さに頼り過ぎてはいないだろうか」



海鮮、肉や野菜、そしてフルーツなど北海道には恵まれた自然が生み出した極上の食べ物があふれている。

札幌に来て半年以上が経過し、私もその恩恵をかなり享受していると言えるだろう。

しかし、多くの場合素材をどう活かすかの工夫を感じられないというのも正直な感想である。

そういった意味では北海道の具材の良さを引き出しているスープカレーは成功例と言えるかもしれない。

それでも特に海鮮物に感じることなのだが、やはり素材に対する工夫を感じることができるのはまれだ・・・。


そんなに詳しいわけではないが、東京にはレストランの名店が集結し激しい競争を勝ち抜く者のみが生き残れる。

一流の素材を調達するノウハウだけでなく、いかに調理するかの工夫が重要な要素になっているはずである。


必要に迫られなければそういった環境にはなかなかならないかもしれない。


しかし、素材勝負の向こう側にあるイノベーションが北海道をより活性化させる鍵なのではないだろうか。


う~む、まずは海原雄山をスーパーバイザーとして雇うところから始めるか。








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Last updated  2006/06/25 11:37:41 PM
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