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2006/08/10
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カテゴリ:おべんきょう

「プロフェッショナル 仕事の流儀」


様々な分野の第一線で活躍しているプロフェッショナル達の仕事を掘り下げるNHKのこのドキュメンタリー番組をよく観る。


番組ホームページによると、過去の業績に光をあてていたのが「プロジェクトX」であったのに対し、「プロフェッショナル」は、今と未来を描くドキュメンタリーであるということである。


出演者が身を置く分野は本当に多岐に渡っているのだが、全員に共通しているのは「自分の仕事に誇りを持っている」ということではないだろうか。


脳と心の謎を研究しているという脳科学者の茂木健一郎が司会として出演者達と繰り広げる問答も見ごたえがある。
(最近脳ネタがマイブームかも(笑))



さて、本日観たこの番組のテーマは

「ひるまず壁に立ち向かえ~プロフェッショナルの逆境克服法」
(番組の内容はこちらから)



通常は1回につきプロフェッショナル1人を扱うのだが、今回は夏スペシャルということで「逆境の克服」をテーマにした総集編。


ベンチャー企業経営者・秋山咲恵、英語講師・竹岡広信、弁護士・宇都宮健児、小児心臓外科医・佐野俊二、左官職人・挾土秀平、そして番組の主題歌も歌っているシンガーソングライター・スガ シカオ。


人間関係の壁をどう乗り越えるのか、逆境を乗り越えるきっかけをどうやってつかんだのか、どのような言葉が逆境から救ってくれたのか。


数々のエピソードの中で私が一番興味を惹かれたのは英語講師・竹岡広信の経験である。

英語の講師として結果を出せずに苦悩する日々が続いていた彼は自暴自棄になって、居酒屋やパチンコ店に入り浸った。

しかし、その居酒屋やパチンコ店で出会った、人生のどん底を味わいながらも懸命に生きる男たちとの交流を通じて大切なことを学んだという。

そして、競馬好きのパチンコ店常連客が馬の詳細な情報を誇らしげに語る様子を見て気付いた。



「好きになれば 身に付くんだ」




その後、彼は駿台予備校のカリスマ英語講師となり、数々の参考書を著し、ドラマ化もされ話題となった受験漫画「ドラゴン桜」の英語教師のモデルともなっている。


偶然の出会いから壁を乗り越えるヒントをつかんだのだ。



司会の脳科学者、茂木健一郎は言った。



「このように偶然の幸運をつかむ能力をセレンディピティ(Serendipity)といいます。」



ニュートンがリンゴが落ちるのを見て万有引力の法則を導いたこと、アルフレッド・ノーベルがダイナマイトの製造法を発見したこと、そして田中耕一がタンパク質の新たな質量分析法を発見したことなど、セレンディピティの例は科学の世界で多く見られる。(参照ホームページは後述)


自分がやろうとしていることとは一見関係のないことや、求めていたものとはまったく反対の結果が成功につながっているのである。


セレンディピティが発揮される条件として、茂木はこう付け加えた。


「常に世界に対して疑問を持ち続けること、そして常に考え続ける一方でいろんな人と会うことがポイントです」


好奇心が原動力になるということだろう。



番組終了直後にググって見つけた日経BPのコラムには、セレンディピィティの能力を高める方法が紹介されていた。(参照ホームページは後述)



・これまでと異なる環境に身を置くこと



・環境を変えることが難しくても、多種多様な情報を日々入手し、蓄積する努力を継続すること



・普段、接触しない部門とのコミュニケーションや顧客企業との会話を増やすこと



・様々な分野の書物を読むこと



なるほど。

偶然から幸運をつかむ能力は決して先天的なものだけではないだろう。

ものすごく納得させられた。


上記の方法は決して目新しいわけではなく、私自身これまでもなんとなく心がけてきたことではある。

ここで今一度自覚し、継続していこう。


う~む、自分が一番身に付く好きなこと探しも続けねば!



<参照ホームページ>

ウィキペディアにおける「Serendipity」の定義(英語)


日本語で「セレンディピティ」をわかりやすく紹介している日経BPのコラム






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Last updated  2006/08/11 01:24:20 AM
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