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カテゴリ:北の大地から
札幌駅前には街頭ビジョンが設置され、プロ野球パリーグ王者を決定する日本ハムVSソフトバンクが生中継されていた。 そしてサヨナラ勝ちで実に25年ぶりの優勝を決定! 日ハムが東京から移転したのは2004年。 私がアメリカに留学していた真っ最中である。 というわけで札幌に来るまでは、私の中では日ハムとは東京ドームの二番手チームのままだった。 ボクサーだったころ、選手として、そして友人の応援のために後楽園ホールに年に4、50回は通い詰めていたが、近くにある東京ドームの巨人戦やスマップのコンサートなどの大規模イベントが恐怖だった。 4万人を越える他の客と帰りが一緒になるリスクがあるからである。 ふだんは数百人、人気のある試合でも2千人はいかないマイナーなボクシング関係者が20倍以上の規模を誇るメジャーな波に飲まれるというのも居心地が悪い(苦笑)。 しかし日ハム戦の時はそんな恐怖じゃなかったような・・・。 そもそもナイターが少なかったか(涙)。 「東京ドームでプロ野球の試合を観たいなら日ハム戦に行くべし」 こんな格言があったようななかったような、そんな状況であったのだ。 去年札幌に来て一番新鮮で驚いたのがものすごい日ハム人気だった。 まだ北海道に移転して3年足らずだというのにもう立派な地元密着型のチームとして道民から愛されていたのだ! こんなにも(笑)! 世界に名を馳せるカーネルおじさんも札幌ではファイターズ仕様なのだ。 職場でも街中でもファイターズや新庄の話題は会話の自然なネタである。 地域ぐるみの熱い応援を受けてチームが燃えないわけがない。 そして今日の優勝。 素晴らしいの一言に尽きる。 正直に言って私はプロ野球そのものに今はあまり興味はないのだが、日ハムの優勝はすごく嬉しかった。 地域密着型が見せてくれた大成功。 各地のスポーツチーム、地方企業に勇気を与えたのではないだろうか。 日ハムおめでとう!! 次は日本一ハム目指して頑張ってくれ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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