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カテゴリ:おべんきょう
雪が降りしきる北大キャンパスに赴いた。 会計大学院に通うKさん、道内役所で会計関係の業務につくTさんとの勉強会に参加するためである。 オブザーバーとしてやはり会計大学院に通っているMさんも参加してくれた。 初回の今日はKさんがプレゼンターを務めてくれた。 テーマは「国際的な会計基準への統合化(コンバージェンス)の動きと企業動向への影響」 自分が学んでいること、従事していることを異分野の聞き手に説明することはものすごく大変な作業である。 特に会計の実務のまったくない私はやっかいな相手だろう(笑)。 ・日本の会計基準とアメリカ、ヨーロッパの会計基準はどこが異なっているのか? ・どのような背景で日本は会計基準の統合を迫られているのか? ・それらの違いを欧米に合わせることによって生じる日本企業への影響は何か? Kさんは豊富な資料を用いて多くの論点を非常にわかりやすく説明してくださった。 総論に続いて、持分プーリング法、棚卸資産の後入先出法、固定資産の減損など、より具体的なトピックについてその内容から抱える問題について解説があった。 新聞でよく見かけるキーワードの数々だが、なんとなくしか理解していなかった用語をより深く知ることができた。 そして、テーマは三角合併、リース会計にも及び、気付けば3時間以上が経過していた。 今回の勉強会で強く感じたのは、簿価(Book Value)を基本とする会計の世界に現在価値(Present Value)というファイナンスのコンセプトがどんどん導入されていることである。 M&Aや固定資産の減損の際に将来のキャッシュフローを考慮するのはより現実的であろう。 う~む、アカウンティングとファイナンスの境界はますます曖昧になっているんだな。 Kさん、休憩なしの3時間ぶっ通しはちょっと熱すぎましたが(笑)、めっちゃくちゃ勉強になりました! いっぱいもらった資料を読み返して復習しますので、また質問させてください。 勉強会の後はラーメン共和国のこちらへ。 私が食べたのはこちら。 弟子屈とは釧路市から北約80kmに位置する町である。 昭和の偉大な横綱、大鵬の故郷がこの町の出身だということで生まれたのがこの海鮮味噌ちゃんこラーメン(らしい(笑))。 海鮮も味噌もラーメンも好きな方にはおススメだ! ふー、今日は久しぶりに(?)脳をよく使った~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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