グリーンカードの次は市民権:ブルガリア人のクラスメイトの選択
昨日の日記に書いたビジネススクールにおけるクラス内のチームメイトとの同窓会で撮ったデジカメ写真をみんなに送ってあげた。照れくささと舌の回らなさもあって昨日は言えなかった以下のような言葉を添えた。「I just forgot to say thank you guys very much for being my teammates. Without your kindness and help, I couldn't have survived the school.Seriously, I think so. When I entered the GW B-school, I was really scared if I could survive here because of my English inability, but you guys are very tolerant and able enough to use and enhance my strengths!After experiencing other teams in various other classes, I'm sure thatyou guys are the best. Again I really appreciate your kindness.」要点を言えば、「みんなの忍耐力と優しさのおかげで始めばびびりにびびってたビジネススクールをここまで生き残ることができたことに感謝してるよ~。いろんなチームを見てきたけどお前らがベストだ!」てな感じだろうか。さらに続けて「5年後の同窓会の開催地はインド?ブルガリア?日本?それともまたアメリカかな?」と、現実感をよりいっそう高めるための演出をした(笑)。個人的にはこの中でまだ未踏の地であるブルガリアに行ってみたいなあ。メールと写真を送って数時間後、ブルガリア人女性のGから返信がきた。「素敵な言葉をありがとう!あのメールはプリントアウトして私の『MBA思い出ブック』に加えておくわ。私も本当に同じ気持ちです」すごく嬉しいリアクションではないか!やはり感謝の気持ちをきちんと表現してよかった。「ところで・・・」とメールは続いた。「もうすぐアメリカ市民権の申し込みをしようと思っていて、アメリカ名を作ったの。慣れるためにも使い始めるね」同じビジネススクールに通うブルガリア人の旦那のDとともに5年はアメリカにいるGはすでにグリーンカード(永住権)を持っている。アメリカ市民権と永住権の違いは選挙権があるか否かであると私は理解しているが、彼らはいよいよアメリカに腰を落ち着ける予定なのだろう。彼らはもうすぐ6歳と8歳になる女の子のお父さん、お母さんでもある。夫婦ともビジネススクールを卒業してからのそれぞれのキャリア、子供の養育と教育、ブルガリアにいる双方のご両親のこと。考えるべきことの多さを予想するだけで圧倒される。それでもいつも明るいDとGにはこちらが励まされる。5年後にDとGがアメリカで暮らしていても、我が同窓会のブルガリア開催というのは逆にいいかもしれないな。