カテゴリ:群馬行ったり来たり
《群馬いろは》は「いろはにほへと」の
7つのゾーンに分かれています。 「に」の存在する伝人(つたえびと)には 歴史と伝統の中で磨かれた職人の技による 工芸品が紹介、販売されています 前回の<だるま>もこの中に含まれます~ 線香花火 北群馬郡吉岡町にあるやまと花火からは 線光花火(線香花火)ひかり撫子が出品されています。 現在では殆ど中国産の花火が多い中、 国産の花火を見るのは凄く珍しいですね 昔、小学校の頃の教科書の中に 線香花火の本当の美しさを紹介した著書が載せられていました。 うっすら覚えているだけなので《Wikipedia》に頼ってみると ありましたわ~♪ 1、先に「玉」ができる牡丹 2、玉が激しく火花を発する松葉 3、火が低調になる柳 4、消える直前散り菊 といった具合に線香花火の火花の散り様が4段階に 分けられそれぞれ名前がついているのですね~ 最近は子供も大きくなってとんと家庭用の花火には縁遠くなりました。 線香花火はたいてい1番最後に廻されて、 家庭の花火大会の終結を告げる花火でもございました。 赤松の松煙を調合した火薬、 職人が漉いた和紙、 草木から採った天然染料を使い丹念に手作りしたというだけあって 木箱に大切そうに入ったものは、火を点けてしまうのは (値段的にも?!)惜しい気持ちがございます。 なくなった倹約家の祖母がよく 『花火なんざ、金燃す様なもんだ』 なんて言ってたのを思い出します。 2本売り、5本売り等もあるようでしたが 売り切れでちょっと残念。 丁寧に作られた1本の線香花火がどんな美しくも 短い一生を見せてくれるのか 見てみたかった気もします たくみの里 利根郡みなかみ町旧須川宿に存在するという たくみの里 伝統手工芸・歴史文化・食文化の伝承と 高齢者の生きがい対策を目的とし、 地元の物産・農産物・人材を活用し始まった事業 20件以上のたくみの家が集落に点在し、 どのたくみの家でも手軽に手づくり体験ができ、 匠の職人技を見学することができるそうです。 こちらには竹細工・陶芸・木織り・皮細工等展示販売されてます。 手前にあるワラや竹細工のカゴを見ていると 今は亡き父や祖母が土間やバラックで 普通に作っていた姿が思い出されます。 昔の人はできて当たり前の事だったのかなぁ~ モノを一から作り上げる技術も忘れ去られてしまいそうな昨今 こういった手工芸を伝えていく大切さを 今の子供達に知ってもらう為にも、たくみの里は 家族で訪れたい場所なのでしょうね カサモリレース 桐生は古より織物の産地で有名であります。 刺繍屋 株式会社 笠盛は いまだに残るノコギリ屋根の歴史的な刺繍工場で 当初は手織り織機で和装の帯を織っていましたが、 1962年に新規に刺繍業を始めました。 今や様々な加工を組み合わせ、「見たことのない刺繍」を生み出す イノヴェイティブなメーカーとして有名です (crafTec HPより抜粋) 素敵ですね~♪このネックレス 手にとってちょっと考えるのは手作りが嫌いじゃない自分だからで、 「作り方がわかれば作ってみたいなぁ」(無理!無理!) と、思ってしまうから値段が苦になります 蚕の品種 群馬の上毛カルタに 『繭と生糸は日本一』とあるくらい、 群馬は養蚕が昔からとても盛んでした。 私の生まれた藤岡市でもお蚕の季節になると 隣近所が養蚕農家に手伝いに行くほどでしたよ。 需要が大幅に減り、養蚕農家も工場も激減した 今でもその地位を維持しているのは素晴らしい事です 凄いぞ群馬!!頑張れ群馬!! それにしても、お蚕さんにこんなに種類があったのね~ と、幼少期からお蚕上げを手伝った私には コレを見て、今更ながら驚きの瞬間でした。 美容関連のお蚕さん製品がいっぱいありました まだまだ続く群馬いろは~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月15日 15時40分36秒
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