テーマ:50代の視点と日常(1298)
カテゴリ:町に引越し
以前、私が居た家の8畳部屋には日中は日が差さない。
11月のアタマには既に朝昼晩暖房が必要だったりして、 この時季寒い寒いが口癖になっていた。 家が傾いているから窓の隙間から風が入るし、床から冷気をヒシヒシ感じて、 広いぶん冬の暖房はホボつけたままじゃないと居られない。 夏、日が当たらなくて涼しい分、冬の暖房費がその分多いときたもんだ。 のに、引越したこの町のこのアパートのこの部屋ときたらどうだ、 人目があるから大っぴらにカーテンを開けてはおけないにしても 家の中に居て日当たり良好で太陽の温もりを感じられるなんて本当に有り難い。 驚くことにアパートの2階というのは階下からの暖気もあるのか 「エアコンつけてるの?」「否、つけてないよ」 という会話がちょくちょくある。 しかし、12月の声をきけばそれなりに冷えてエアコンを入れる。 部屋は6畳なので直ぐ暖まる。狭いが故のお得感 つけっ放しじゃないなんてなんて凄いことだ 節電もできるなんてなんてありがたいことかと日々感謝 そんな本日・・・ エアコンをつけようと自分の居る周りを見渡すが コントローラーが見当たらない。 最近歳、のせいか探し物が増えている気がする。 無くし物探しはしたくないので日頃から行動半径は 極力広げないように心がけている私としては 例え行方不明のモノがあっても手の届く範囲内にあるはずだから と、いう確信がある。 もし、どうしても見つからなければ誰かが私の領域に介入したに 違いないということが予測できるのだ。 なのに、エアコンのコントローラーが見つからない。 持って動き回るモノでもないのに無い。 井上陽水氏の『夢の中へ』がバックミュージックで流れ出す。 いつの間にか必死で探している。 そんな場所持って行っているはずがないのをわかっちゃいながら 行動半径以外のトコまで探す。 「何探しているの?」 ゴミ箱の中までゴソゴソ漁っていた様子の可笑しな私に長男が聞いてくる。 「エアコンのコントローラーが見つからないんだ~ どこ行っちゃったんだろう」 台所の生ゴミ袋の中にまで手を突っ込んでいた私に 「あったよ」 長男から数分して声がかかる。 エアコンのコントローラーは見事な隠れ場所を見つけた様だ。 こんな場所に置いた覚えもないのにちゃっかり入り込んでいた。 探し物 posted by (C)くろすけcat 100均卓上ミラーの色を保護色にし、上手く鏡の傾きを利用した 見事な隠れ蓑の術を見せてくれたコントローラーに思わず拍手したくなった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月11日 04時19分12秒
[町に引越し] カテゴリの最新記事
|
|