テーマ:息子の話、娘の話(1504)
カテゴリ:☆息子と語らう☆
ゴールデンウイーク中、
山の麓の住まいから遊びに来た次男に 久しぶりに好物の春巻きを作ってあげようと準備していた。 暇そうにしていた次男に 「春巻き作るの手伝いなさいヨ」 と、言えば長男と違って多くを語らない次男は ちょいと頬を緩めながら 「いいけど」 と、言う。 幼少期、私が台所で食事の支度をしていると 興味深そうに側に来た次男に 「お手伝いする?」 と、聞けば 「うん」 と、言ってこっそり手伝って貰ったりした。 こっそり・・・っていうのは 当時、同居していた姑が『男子厨房に入らず』をモットーにする人で 「夫はカップヌードルの作り方も知らないし、お茶も入れたことがない (私がやってあげるから)」 とか 「出世前の男の子に女がすることをやらせてはいけない」 なんて時代遅れの話を平成の頃に押し付ける人だった。 手伝わせているのが見つかったら、烈火の如く怒られたものだ。 おかげで長男は、彼女ができるまで台所に立つなんてことはしなかったし、 必要とならない限り我が家では、自分から何かを作るなんて殆ど無い。 次男は、こっそり程度しか教え込むことができなかったけれど 洋菓子職人を数年経験したり、 独り暮らしで自炊をすることが続いたりしたので 台所仕事はソコソコはできる様にはなった。 5月8日(月) 7日のゴールデンウイークの最終日 春巻きの材料を買ってきて 覚えたての春巻きを作ってみたらしく、 この日、揚げた春巻きの画像が送られてきた。 細長いのやら、太くて短いのやら、焦げたり、パンク寸前のとか 多様な形の春巻きで・・・ 「ニラを入れ忘れた」とあったので 「ニラ玉汁にでもすれば」と返す。 5月15日(月) 前日 「春巻きの具が余ったからどうしよう?!」と連絡あった。 またまた春巻きを作ったそうだ。 「ネットで調べれば利用方法はいくらでもあるけれどね、 別の何かに混ぜる、包む・・・」 残りが何になったか、気になったので聞けば 巾着型の油揚げの画像が送られてきた。 「やっぱり油揚げは納豆入りが良い」 と、あった。 あまり美味ではなかった様だ 5月28日(日) 次男宅に夜勤帰りに寄ったら またまたまた春巻きを作ったという。 「春巻きにキクラゲ入れてみたんだ~」 ゴボウと蓮根と人参の金平と、じゃが芋とワカメの味噌汁 炊き立てのご飯と春巻き2本をご馳走になる。 「春巻き作るのハマっちゃった?!」 と聞くと 「そんなことないよ、3~4回作っただけだし」 しらっと言ってのけた。 1ケ月の間にそれだけ作れば十分ハマってるでしょ?! 6月4日(日) さすがに・・・春巻きは出なかったけど。 「カレーを作ったから食べてく?」 というのでご馳走になる。 しかし、私は知っている・・・ 6月6日(水) 次男の住処があまりにも散らかっているので 次男の勤務時間に片付けに行った際、 冷凍庫の中にいつ作ったのか春巻きが5~6本冷凍されていた で、本日 またまたまたまた春巻きを作っている次男。 朝の4時過ぎに目覚めてしまったそうで。 「今日は20本作ることにしたから。 やっぱり豚のひき肉と鶏のひき肉じゃ味が違うよね、 今日はもやしと春雨入れて作ろうと思って」 どうやら2種類の春巻きの具を作ったそうだ。 私がのんびり『鬼滅の刃』と劇場版『シティーハンター』を見ている間に ひとり黙々と春巻作りに専念していた次男。 「帰る時春巻き持ってく~?」 と、言うので 「持ってく、持ってく~♪」 と、二つ返事。 「じゃ、兄と3本ずつね。大葉入りとそうじゃないの2種類あるから」 残りは冷凍して、仕事から帰った時の夕食に充てるそうだ。 で、帰宅して揚げた次男作春巻き 我が家流の具沢山春巻きは受け継がれた様で 巻きも均等量巻ける様になって、 味付けは私よりも美味い・・・カモ 今回、大葉包みは絶品だった♪ 何しろ他人と同じを好まないB型人間だから 色々アレンジしている様子だったし。 (私はキクラゲなんて入れないし、「ニンニク入れてみようか」なんて言うし) 凝りだしたら飽きるまでやる母親に似たトコまで こんなトコロに反映されているのが ナンとも嬉しいやら笑えるやら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月14日 05時15分22秒
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