新着記事一覧 | トラじい

秩父の花２

武州日野からから中川の方へ戻り隧道をとおって荒川へそそぐ寺沢へ入るとすぐに古びた権現様がある。ここでは椿、しだれ桜、連翹が咲き足元には菫やマムシ草が花を開いていて自然の静けさの中に包まれたひと時があった。。国道140号の武州日野駅を過ぎた辺りから小鹿野に通じる県道43号線は桜のころは素晴らしいお花見街道である。今年は特に急に暖かくなったので連翹、雪柳から桜、花桃、モクレンや花ミズキまで一斉に咲いたのでこの世の桃源郷のようであった。余りの絶景に写真を取り忘れたほどである。我が家の脇を流れる吉田川の桜は多からず少なからずでこれも私のお花見スポットである。

2011.04.28

コメント(0)

秩父の花

今年は花をよく見にいった。4月の初めから哲学堂、秩父の白砂公園、板橋の城北公園、石神井川、能満寺、武蔵野稲荷、練馬駅前公園、多摩川、荒川、水芭蕉園、入川などなど。最近はどこへ行っても桜が多く遠くに出かける必要はない。これでもかこれでもかと数を増やすのが最近のはやりで桜だけでなく梅も紅葉もひまわりもコスモスも果ては鯉のぼりもといった具合である。こうなると反って林の中にひっそりと咲く山桜がこいしくなるのが人情というものである。秩父にはその両方がある。写真は水芭蕉園。

2011.04.27

コメント(0)

スーパーの野菜

今日から計画停電が始まった。スーパーへ行ってみると野菜始め食品の棚が空っぽになっている。一昨日までは豊富にあった物資は災害地が優先されたためか、それとも買い占めなのか姿が見えない。しかし、文句は言うまい。災害復興が終わるまではやむを得ない。もう栄華の時代は終わったのである。戦後のことを思い出し、生活困窮者以外に対する福祉を削り皆が我慢して東北の復興に資金を当てる覚悟をしよう。

2011.03.14

コメント(0)

梅

宮城、福島の惨状は目を覆うものがある。年寄りでもできることがあればボランティアで駆けつけたいと思う。福島の原発の問題はどうしてこうも分かりにくいのか。私の考えでは当局者はもちろん政府も、マスコミも目の前のことしか考えられない頭の悪さが原因ではないのだろうか。８基のうち７基は非常事態であるが最初は１号のことばかりで次に３号に同じことが起こりうるということを考えていなかったとしか思えない、そして２号や７号以下に同じことが起こりうるかということも考えていないのではないだろうか。もしそこまで頭が回っていればもっといろいろ説明することがあるのではないかと思うが・・。運よく停止した１基や女川の原発はなぜうまく停止したのか。この辺りについて説明はないしマスコミも質問しない。まさか殆ど確実となってしまったカタストロフィーについてかん口令を敷いているということではあるまいね。東京ではもう盛りを過ぎてしまったが秩父では今梅が満開である。写真は庭の梅花。

2011.03.13

コメント(0)

地震

いやびっくりしました。机の下に潜り込むこと3回。練馬区の我が家では幸い被害と言えるほどのことはなし。金魚の水槽の水が飛び出して周りがずぶぬれになり、本棚から写真立てなどが落ち、神棚から榊の花瓶などが落下した。近辺もあまり被害を受けている様子はない。

2011.03.11

コメント(2)

啓翁ざくら

節分草自生地の売店で啓翁桜の枝を売っていたので、ひと束買って花瓶に挿しておいたら見事に咲いて、時ならぬ花見ができた。むすめが半分持って行ったので写真は半束分である。啓翁桜は寒桜の園芸種らしい。

2011.03.10

コメント(0)

節分草

近くの節分草自生地を見に行った。節分草はこの辺りでは節分ではなく2月の終わりに咲く。今年は寒いのでまだ3分咲きと言ったところである。畑のブロッコリーはすっかり枯れてしまった。昨年は今頃収穫していたから今年の冬の厳しさが分かる。一応畑を起こして苦土石灰を入れ月末のジャガイモの植え付けに備える。

2011.03.08

コメント(0)

蕗の薹

やっと重い腰を上げて菜園に行ってきた。まだ朝はマイナス4℃になる秩父で吹きさらしの茅屋に泊まるのは辛いがしかし作業をするためにはやむを得ない。今年から畑を半減する決心をしたのでアルミパイプの移設と畑に耕運機を入れ苦土石灰を取りあえず入れる作業の為である。畑の脇には水不足の為に枯れかけていた蕗が復活していた。その活力にを下げながら蕗の薹を取り知人にも送った。

2011.03.07

コメント(0)

映画

2月は演習林のシカ柵点検も雪の為中止になった。相変わらず秩父は寒い日が続いている。出かけたのは都内のみ、テニスと法事、絵の展覧会、飲み会、漢検受験など。そんなわけで2月は2回映画を見に行った。「ウォールストリート」と「ソシアル・ネットワーク。前者は2001年インサイダー取引で捕まって服役していたゴードンゲッコー（アイバンホースキーがモデル）のお話、後者はエジプト革命はフェース・ブックがあって初めて成し遂げられたというので見に行った。フェースブックのマーク・ザッパーガード実名の映画。天才、裏切り者、危ない奴、億万長者のお話。しかしエジプト革命の美談も映画の人気も、フェースブックの株上場をまかされたゴールドマンサックスの陰謀という話もある。前者の映画を見るとこうした説もうなづける。それにしてもウィークデーの昼間に観客が多いのに驚いた。三菱1号館美術館のカンディンスキー展もそうだった。暇なのは私だけではないらしい。昼間の切符売り場

2011.03.04

コメント(0)

福寿草

秩父では乾燥と低い気温で畑の方はさっぱりだが庭には今年も福寿草が沢山花を咲かせている。近くに節分草の自生地もあるので見に行ったら、まだ花は咲いておらず2月末以降とのことだった。昨日は東京に雪が降り我が家の前も5cm程度の積雪がありこの冬初めての雪掻きをした。家内が雪ウサギを作る。

2011.02.16

コメント(2)

福寿草

2月6日は久しぶりに秩父へ出かけた。蕗の薹や畑の野菜を収穫したいと思っていたが連日零下7－8℃が続いていたので敬遠していたのである。2月に入ると大分あたたかくなり最低気温も零下3度くらいになったので日帰りで出かけることにした。幸い早朝雪が降って美しい雪景色を見ることができた。しかし、まず農宅で水道の元栓を開けたところ便所が漏水で水浸しになった。水抜きをしてあったのにシャワレットが破裂したらしく到着早々水道屋さんに来てもらうなど大騒ぎである。畑に行ってみると野菜は写真のごとく全滅である。昨年来雨や雪が降らなかったことと厳寒が原因と思われる。せっかく膨らみ始めていた蕗の薹もすべて中がスカスカになっている。埋めておいた大根を掘りだしたが中に完全に凍っているものがあり一部廃却して10本ほど持ち帰った。

2011.02.14

コメント(2)

切干大根

9日に畑で収穫したダイコンは煮物やみそ汁で毎日食べているが食べ切れないのでうち8本を切干ダイコンにしてみた。ダイコンはまず4分割してこれに切り目を入れて2階の窓の外に干した。好天と寒気のお陰で満足のゆくものができた。干した直後のダイコン二日目のダイコン

2011.01.22

コメント(0)

竹林整理

20日演習林の竹林整理にゆく。昨年の雪で倒れた竹などを整理するため仲間4人と職員とともに出かける。午前中はスギ林に侵入した竹の伐採、午後は竹林の雪害による倒竹を除去する。今年の冬は快晴続きで全く雪がなく作業の障害はない。少し離れてみると大したことはなさそうだがじっさいに作業を始めると倒れた竹が絡み合って作業は難航する。伐採した竹の枝を払うのもひと仕事で低気温であったが汗をかき、作業を終えてきれいになった竹林に達成感を覚えた。演習林の竹林倒竹

2011.01.21

コメント(0)

板橋七福神

今年は例年になく寒い。何時もなら三寒四温がなんとなくあるものだが、今年はのべつまくなしである。暮れから正月にかけて忘年会や新年会の合間に畑や演習林に出かけあわただしく日が過ぎて行った。そういえばこのところ一年が過ぎるのもやけに早い。きっと健忘症のせいで短く感じられるのだろう。1日は孫たちの来訪で楽しくも疲労の残る一日を送り、2日は板橋七福神巡りをやった。毎年自転車で一周し南町の西光院で終わりその後池袋のデパートの初売りを見に行く。板橋七福神は田中金太郎という町彫り師の作であるが長命寺の福禄寿の出来がよい。6日のテニス初打ちから本格的に動き出した。

2011.01.21

コメント(0)

畑

9日今年初めて秩父へ。近所の話では連日マイナス7，8度まで下がるとのこと。水道には保温の電線が巻いてあるので水道管の破裂はないが便所の水が凍結していて使えない。畑で土中に保管してあったイモ類と植えてある大根を収穫して早々に引き揚げた。裏日本や西の方では雪の便りが聞かれるが当地は快晴続きで畑は暖かく感じるが気温は低いようだ。しかしもう蕗のトウが膨らみ始めている。畑には何もないようだがエンドウやタマネギ、ワケギが順調に育っており、水菜、ホウレン草、春菊、ダイコンなどを収穫した。ダイコンは土に埋めておいたが上部は凍ったものもあるし、芋も同様だ。畑近況収穫したダイコン

2011.01.10

コメント(0)

ゆず

お隣のYさんから柚子を頂いた。まだ少し小さいが香りは抜群である。早速、絞って柚子ポン酢を作りきれいな皮は中の包皮とともに柚子のマーマレードに、残りを風呂に放り込んで柚子風呂を楽しんだ。種は家内の化粧に使うので柚子はまったく無駄になるところがなく100%利用できる。Yさんから頂いた柚子先ず汁をしぼってポン酢醤油にする。皮から残った中身を出して皮を細かく刻むマーマレードにラベルを張って出来上がり

2010.11.21

コメント(0)

霜

このところぐんと冷え込んで秩父は連日霜が降りている。19日日帰りで畑に行ってみると芋はすっかり葉がしおれピーマンやハバネロもぐったりしていた。白菜や水菜、春菊、ホウレン草はこの寒さの中で順調に育っている。水菜、春菊、ネギ、ブロッコリー、大根8本と海老芋、八つ頭を一本ずつ掘って持ち帰った。白菜、大根は順調芋の葉は霜で枯れた収穫した八つ頭

2010.11.21

コメント(0)

冬野菜

大分寒くなってきたが今年は冬野菜の発芽が悪くどうやら不作のようである。ダイコンはまあまあだが、白菜はかなり虫に食われている。無農薬だからある程度虫と競争して食べる面はあるが今年は種まきも遅れたのでまだあまり育っていない。春菊、ホウレン草、小松菜、水菜は何度か播き直してようやく一応見れるぐらいになってきた。

2010.11.13

コメント(0)

11月初めの畑

畑ではナスが終わったので撤去した。ピーマン・しし唐は今年は大変出来がよく、まだなっているがこれも時間の問題だろう。一方白菜、大根、春菊、ホウレン草、水菜、小松菜が育ち始めタマネギも苗床で育っている。今年は天候の関係か春菊、ホウレン草、水菜、小松菜の発芽が悪く何度もまきなおした。白菜はかなり虫にやられてどれくらい育つか疑問である。芋は里芋をほとんど取り尽くし、海老芋、八つ頭を掘り始めている。八つ頭の茎を干してみた。

2010.11.07

コメント(0)

富士演習林

28日は山中湖畔にある富士演習林を見学させていただいた。秩父演習林サポーターの会による自主企画である。あいにく台風14号の影響で雨。山中湖畔の標高982メートルから1065メートルの緩斜面に広がる40ヘクタールのカラマツ林を主とする試験林で150種の樹木がある。山中湖のリゾート地のど真ん中にある。野鳥の観察の好適地でもあるということだった。周辺に畑がなく農薬の汚染もないという。富士演習林樹木園林間に咲くリンドウトリカブト

2010.10.29

コメント(0)

サツマイモ

今年はサツマイモを作らなかった。イノシシの被害対策が面倒なうえ必ずしも人気があるとは言えないからである。私の地主さんは私の畑の隣で干し芋用のサツマイモを一家総出で収穫していた。三世代が一緒に作業している姿はほほえましい。

2010.10.27

コメント(0)

京芋

京芋は11月中旬の予定だが待ち切れずに一本掘ってみた。まだ十分大きくなっていないが、それでもちゃんと海老の形ができつつある。親芋を煮しめてみたら、よく汁が浸みてすっかり汁を吸いとってしまった。京芋特有のねっとりした感触が素晴らしい。来月の収穫が楽しみだ。

2010.10.26

コメント(0)

ピーマン、しし唐、鷹の爪

今年は猛暑でピーマン、しし唐、鷹の爪が枯れかかっていたが、不思議なことに秋になって復活、鈴なりで今年は最高と言えるほどの出来になっている。今回は収穫を近所に配って残りを持ち帰った。なりすぎて重みで枝が折れることもあるが、重宝なことに、これらの作物は葉や小さな実などは佃煮にすると大変美味しい。大分寒くなってきたので鷹の爪は引き抜いて写真のように葉と成熟した実、青とうに分けて葉と一部の青とうは佃煮にした。しし唐は取れたては柔らかく炒めて食べるとおいしい。

2010.10.25

コメント(0)

ジュンレイ

秩父で人々がジュンレイと呼ぶキノコを近くのKさんからたくさん頂いた。Kさんの山林に沢山生えているという。この辺りでは一本シメジとジュンレイがよく生えるらしい。早速洗って一晩塩水に漬け東京までお土産に持ち帰った。芋煮やみそ汁などに毎日入れて食べている。

2010.10.20

コメント(0)

ほうの木

先週演習林のペンキ塗りのお手伝いに行った時、ヒノキ林の横にホウの木の群生を見た。落葉樹だからここだけがパッと明るく地面は落ち葉が散り敷いていた。。最近雨が多いためかキノコもたくさん見ることができた。山はキノコが例年になく多いという。明るいホウの木林動物に食べられたホウの実キノコ色々

2010.10.20

コメント(2)

里芋

秋祭りを機会に、里芋を初収穫。早速芋煮、煮っ転がしなどを作って秋の味を堪能した。畑には八つ頭、海老芋などもあるがこれらは未だ収穫するには早い。当分は里芋である。七輪で秋ナスやサンマを焼いて食べるのも田舎ならではの楽しみである。

2010.10.18

コメント(0)

龍勢祭り

毎年10月の第2日曜はわが町の龍勢祭りであった。江戸時代から松の幹をロケット本体とし姿勢制御の為竹竿をつけてロケットを打ち上げていた。現在は上空で落下傘が開きロケット本体は落下傘で降下し同時に唐傘や、紙飛行機などが下りてくる仕組みになっている。打ち上げのチームはそれぞれ伝統の流派名を名乗り口上を述べてから打ち上げる。秋の収穫を椋神社に感謝するお祭りである。今年は朝方まで雨が降っていたため5万人を予想された人出も予想外に少なく桟敷もあちこち空席が目立ったが祭りが始まる9時頃には晴れて30発のロケットが予定通り打ち上げられた。

2010.10.18

コメント(0)

栗

10月に入ってあちこちから栗を頂いた。先ず作るのは渋皮煮。最初に作ったのを褒められて以来張り切って毎年作る。次は栗ごはん。これは家内が作る。もち米も新米である。残った栗はキントンにして正月用に冷凍保存する。

2010.10.08

コメント(0)

仕分け

今や行政の仕分けは時代の花形だが、演習林のリター仕分けは地味な仕事である。リターとは森林が出す枯葉や、枯枝あるいは虫の死骸など様々な遺体のことで森林の中に漏斗のようなトラップ（捕捉器）を設置して集めそれぞれの時期にどのようなリターが出るかを分類し記録することをリター仕分けという。今年4月6日、5月25日に回収してあったブナ林におけるリターを仕分けする作業をした。ボランティアは素人だからまず先生から仕分けの仕方を教わり最後のチェックを受けるのだが、作業の繰り返しで枯葉の種類などがだんだんわかるようになるから不思議である。四月の初めはまだ枯葉が大部分だが5月後半は枯葉がなくなり芽鱗（芽の鞘）が激増しその変化に驚かされる。

2010.09.30

コメント(0)

収穫の保存

収穫はできるだけ長い間楽しみたいが、やはり旬があっておいしい時間帯がある。ナスなどは秋ナスを含めれば大変収穫期が長く未だに消化に追われている。しかし、シソの穂は今でなければならないし、秋ミョウガもそうだ。鷹の爪のように干して保存するものもあるが茗荷やシソはそうはゆかない。毎年梅干しを作るのだがその目的の一つは茗荷や、生姜を梅酢につけるためでもある。シソの穂は刺身のつまにしても冷奴の友にもなるが保存するのは塩漬けである。シソの穂を収穫し塩漬けをひと瓶作り残りを佃煮にした。いずれも自然の恵みを満喫できる秋ならではの楽しみである。鷹の爪は干して台所に掛けておき利用する。茗荷は刺身のつま、冷奴、煮物、てんぷらなんでもござれだが保存は梅酢につける。シソの実は塩簀けにしておき佃煮などにする塩漬けのシソの実とこれから作った佃煮（左）

2010.09.30

コメント(0)

野生のマイタケをゲット！

先週は忙しい週だった。秋野菜の種まき、植え付けに加え演習林のシカ柵点検・補修、菌類研究会。菌類とはキノコのことである。演習林のサポーターの中でキノコに詳しい人とともにきのこを採集しその名を特定しようという試みである。闊葉樹林と針葉樹林でそれぞれ1時間半ほど採集しこれを持ち寄り名前を特定したのちシカ肉入きのこ汁を作って賞味する。きのこは8000種類ぐらいあるがそのうち名前を特定されているものが4000種類くらいで図鑑にはせいぜい2000種類しか載っていないそうである。きのこは発生後急速に姿を変えるのでいつも最盛期のものが採れるとは限らないからなおさら難しい。大型の野生のマイタケを見つけた人がいて大いに盛り上がった。特定できたキノコは15種類。杓子茸、キツネチャブクロ、キマミアシイグチ、ウラベニホテイシメジなど・・

2010.09.26

コメント(0)

人工林試験地

14日はこの秋初めて残暑から解放された日であった。演習林で終日森林浴が楽しめた。秩父の演習林には人工林の試験地がある。下から上に向けて杉、ヒノキ、サワラ、カラマツが植林されている。樹齢は現在80年ほどで高さは30-40メートル前後になる。サワラはヒノキに似た木だが昔は桶の製造などに使われていた木である。これらの樹木にはペンキで番号がふってあり、5年ごとに樹径や樹高などのデータがとられている。このペンキは劣化したり、樹皮とともに剥げ落ちたりするので、新しく白ペンキで書き替える作業が必要になる。この作業を我々ボランティア（サポータ）が手伝うのである。入川渓谷に注ぐ矢竹沢の左岸1200メートルほどのところにある人工林には先ず林を縫って作られたモノレールで20-35度の傾斜を詰め、そこから30分ほど登ったところから下に向けて作業を始めた。作業用モノレール樹木には番号がふられているモノレールに沿って熊剥ぎに遭ったヒノキがあった。

2010.09.16

コメント(0)

日芸

日芸とは日本大学芸術学部のことである。我が家の近くのこの大学が最近校舎を建て替えた。日大はご存じのとおり私学である。当然採算を考えている。きっとせせこましいものになるだろうとお考えになるだろうか。ところが完成してみると写真のごとく広々としかも街並に開放されたものになった。これによって、周辺の住環境も当然良くなった。学生たちの感度に対する鋭い感覚に基づく経営感覚が感じられる。一方やはり我が家の近くに都の住宅供給公社が住宅を建て替えている。以前は木が鬱蒼と茂り住民のみならず近隣にとってもよい環境だった。ところが、ここに茂っていた樹齢50年以上のメタセコイヤやその他の広葉樹を一本残らず切り倒し、法律が許すぎりぎりまで敷地いっぱいこれまでの4階建てに代えて6階建てのアパートを立てている。名前だけコーシャ・ハイムと瀟洒な名前だが周囲の環境は大幅に悪化する。こういうのをKY（空気読めない）官僚の感覚というのだろう。考えてみると都営銀行や都営交通など碌な経営をやっていない。これも民間と官僚の感度の差を示す好例である。日芸の新校舎建築中のコーシャハイム

2010.09.11

コメント(0)

トウガラシ

このところ全く雨が降らない、もう2週間になるだろうか。畑に行くと水遣りに追われる。こうした中で鷹の爪は元気、ハバネロは一向に花をつけない。鷹の爪の色づいたのを収穫した。酷暑の中の農作業はつらいが、有り余る野菜の消化に追われるのは、野菜が高騰する昨今幸せというべきか。この暑さと乾燥で草も参っており、もう新たに生えてこない。お陰ですっかり畑らしくなってきた。畑にダイコンとタマネギの種をまき、キャベツ、ブロッコリー、セロリの苗を植え、白菜は苗床に播種した。後は一日も早い降雨を待つばかりである。台風9号に期待すること大。昨年より出来の良い鷹の爪土寄せを終えた海老芋ダイコン白菜の予定地

2010.09.07

コメント(0)

原生林歩道の補修

19日は原生林歩道の点検・補修にでかけた。代替標高900メートル位のところで滝川を渡りミクロ沢を登り演習林の中の原生林歩道を通って久度沢を下る歩道である。歩道といっても関係者しか入らない道だから枯葉や土砂で踏み跡は消える可能性があり、鋤簾やツルハシをもって登り埋まっている個所の枯葉や土石を取り除く作業をやるのである。腰痛を心配しながらの作業だったが、薫風のなか、予想以上に涼しくなんとか問題なく終えることができた。この原生林は100年以上の樹齢のシオジがその威容を誇っている。林間にはリター・トラップが設置されていてデータも集められている。20日から孫たちが畑へ来襲、虫も川も都会の子供にとっては新鮮な驚きである。来てくれるのは嬉しいのだが3日間の滞在にこちらはグッタリである。しおじの原生林とリター・トラップミクロ沢久度沢の吊り橋

2010.08.28

コメント(0)

畑の雑草

草取りも一応山を越え海老芋の土寄せももう一息であるがそれにしてもこの暑さなんとかならぬものか。今年は雑草に悩まされた。どんな雑草があるか調べてみた。一番多いのはオヒシバである。次に多いのがハキダメギク、カヤツリグサ、メヒシバ、スベリヒユ、カタバミである。春に多くみられたナズナやホトケノザはほとんど見られない。ハコベ、つゆ草、マメグンバイナズナ、オニノゲシ、コニシキソウもある。写真は芋畑のオヒシバの葉に止まるルリボシカミキリ、この写真にもカヤツリグサ、スベリヒユ、ツユクサなどがみえる。

2010.08.16

コメント(0)

除草

10日にやっと時間が出来たので12日まで畑に行った。今までサボった分を取り返すべく前回もかなりやったが依然草は取りきれていない。今回は夕方3時から6時、朝は5時から9時半まで二日にわたって頑張りようやく一応畑らしくなった。清々した。しかし疲労困憊。歳には勝てない。

2010.08.14

コメント(0)

赤紫蘇

畑にある赤紫蘇をすべて廃棄するに忍びなくて、シソジュースを作ってみた。作り方は簡単でシソの葉を沸騰水に2，3分入れて葉を取りだし、1.5倍重量の砂糖を入れて少しに詰めるだけ。色がとても美しい。疲労回復によい。

2010.08.09

コメント(0)

除草

7月は24日から4日続けて35℃を超える猛暑日が続いたが8月の声を聞くとやっと雲が出て気温も少し下がった。今までの手抜きを挽回すべく1日と2日畑へ行き草取りを始めた。先ずはそろそろ土寄せを要する八つ頭、里芋畑から手を付けた。収穫から土寄せを終えるまで約4時間ようやくまだ全体の4分の一だが畑らしくなった。畑には赤紫蘇がたくさん生えているが、もう梅も漬け終わったのでもったいないようだがこれも雑草として処理。ピーマンの下枝は葉っぱを取って佃煮にしてみたらこれは思いのほかうまかった。

2010.08.03

コメント(0)

収穫

畑は最近少し手ぬきになっているが今のところ春に働いた分の収穫は順調である。ジャガイモは40キロほどは採れただろうか。そのほかナスがまだ採れ続けている。トマト、ズッキーニ、カボチャも取れ始めた。ピーマン、しし唐、いんげん、大葉、バジル、香菜などの野菜を収穫するとこれをどう処理するかが次の問題である。大かたはリュックに詰めて少しずつ持ち帰るが近所に配ったり、家族に送ったりもする。東京の家の冷蔵庫や玄関にこれらの収穫がいつも詰まっていて豊富な野菜メニューを食べられるのが自慢である。

2010.07.31

コメント(0)

雑草

祭りに浮かれている間に畑の方は収穫だけになりすっかり雑草がはびこってしまった。梅雨明け後の猛暑も影響している。また来客もあった。人間は参っているが雑草はますます勢い盛んである。特に禾本科の雑草が根を張り除去に時間がかかる。庭の方も同様だがこちらの方はなんとか中央部だけ除草を終えた。

2010.07.29

コメント(0)

夏祭り２

先週はわが地域の夏祭りである。80代の方が中心で町の伝統をしっかり守っていただいているが何せ立派な山車は重量があり私のような若手（？）が曳き手として期待される。今年はその私も腰痛で東京から若い人二人の助力を求めた。しかし大部分は年寄りなので昔はワッショイわっしょいと景気が良かったのだが、どうも最近は意気が上がらぬこと甚だしい。祭りの後の反省会（昔酒盛だったが今は皆飲まない）でもいつまで続けられるかといった話になる。もう江戸時代から続いているのだから何とか維持したい。東京の若い人たちが後援会でも作ってくれないものかと思った。

2010.07.24

コメント(0)

草取りと収穫

このところ雨が多いが、それだけに畑の方の変化も著しい。私の畑は粘土質なので雨が降ると土が粘り乾くとカチカチになる。本当は畑に入らない方がよいのだが収穫と草取り、種まきの為にある程度入らざるを得ない。草を抜くと泥が付っついてくて来てこれをこそぎ取るのに大変な労力がいる。鍬についた泥も簡単には落ちないので鍬も重くなるばかりである。収穫の方はそれでも最近は増えてきた。今の旬はナスである。つるなしいんげん、ピーマン・しし唐もとれ始めた。ジャガイモももう掘って良い時期だが水浸しなので収穫は延期中である。ナスピーマン・しし唐モロッコいんげんキャベツトマトジャガイモ

2010.07.12

コメント(0)

お祭り

秩父では伝統行事がしっかりと根をおろしている。そうした祭りは農業に絡む神事が大部分である。しかし夏は季節がら川で水垢離をやって疫病や悪霊を祓うといった神事とお盆に絡む火祭りや精霊送りが増える。私が感心するのは小さな集落がしっかりそうした伝統行事を守っていることだ。地芝居も多い。秩父神社の川瀬祭りは有名だが観光客など全く来ない地域のお祭りもたくさん行われている。神様も色々あって牛頭天王、お祇園、八坂様、お川瀬などと呼ばれる。私の菜園の集落でも来週はゴギオンさんが行われる。それに先だって私の隣の井上地区で祭りが行われ、山車が曳かれるというので見に行った。山車は小鹿野の小鹿神社の山車に似ているが貴布禰神社の祭りである。たった数百人の村で山車は一台だけだがお囃子も自前でしっかり村の全員が支えている。もちろん観光客とは無縁である。

2010.07.11

コメント(0)

しそ

床屋のYさんからバケツ一杯（約4キロ）の梅を頂いた。このうち1.5キロを梅干しに残りを梅酒、とジャムにした。先日買ってきた梅２Kgで梅干しをつけたばかりだが、梅酢はいくらあってもよいので又つけることにしたものである。畑のジャガイモの横に昨年の種から自然に生えてきた青紫蘇、赤紫蘇が密生しているので一週間塩漬けにした梅に赤紫蘇をいれた。青紫蘇の実生は少し香りが弱い気がするが、赤紫蘇は良い色が出た。生姜と茗荷が取れるのが今から楽しみだ。シソを植えた畝にジャガイモを植えたらその横にシソが密生

2010.07.05

コメント(0)

梅雨

このところ、九州地方はよく降っているようだが、こちらは蒸し暑く朝夕雨が降る天気が続いている。作物もよく育つが雑草の伸びもすごい。庭と畑でなかなか手が回りかねる。30日はよく降り泥の中の作業となった。ここの土は粘土質で雨が降ると長靴が抜けないほど沈み込む。裏の川も増水している。最近はジャガイモ、大根、トマト、ししとう、ピーマン、ライムギなど少しずつ取れ始めた。

2010.07.03

コメント(0)

シカ柵

6月24日は好天に恵まれ昼の温度は急上昇した。当日は演習林内のシカ柵点検・補修のお手伝いに出向いた。もちろんボランティアである。場所は秩父大血川東沢谷上流の中山沢と欅平にある。斜度20－40度の斜面を3か所囲繞し試験林をシカなどの食害から守っている。細かい網を内側に、粗い網を外側にして囲っている。柵の外側は杉のほか、アセビ、大葉あさがら、二人静などシカが食べない樹木や草本のみで下生えが少なく、内側のササなどの雑草が密生しているのと好対照である。外側は下刈りなどの手間が省けるという利点もあるが杉の皮をシカが食べてしまうという大問題がある。シカは当然好物のササが生えている内側に入りたがって柵を破ろうとするので、これを点検して穴があいている部分を針金などで補修すると同時にスカート部分がめくれないよう固定するのが我々の仕事である。斜度が急な所は40度近くある道のない斜面での作業なので特に工具類を落とさぬように気をつける必要がある。しかし空気はよく、大葉あさがらや小アジサイの花が目を楽しませてくれる。山案山子を見かけたり、シカの鳴き声を遠くに聞きながらの作業である。

2010.06.26

コメント(0)

スカイツリー

友人と時々蕎麦を食う。会うたびにまだ行ったことのない都内の蕎麦屋を覗こうという趣向である。先週はスカイツリーをまだ見たことがないのでこの近くの蕎麦屋を選び、ついでに建設現場を見ようということになった。ツリーの今の高さは３９８ｍ近づいて写真を撮るのはなかなか難しい。最終的には634mになって2011年末に完成する。カルガモが泳いでいた北十間川も今は工事現場のあわただしさを映している。塔は円形かと思っていたが3角形のように見える。押上から駒形橋まで散歩して蕎麦を食べたのち観音様にお参りしてきた。

2010.06.21

コメント(0)

麦秋

6月に入ってかなり畑が乾燥していたが、ここ2週間ほどよく降った。うちの畑は乾燥すると耕運機が跳ね返されるほど硬くなるのでこの雨は助かった。お陰で18，19両日はかなり仕事がはかどった。畑の一角に知人から貰ったライムギを撒いておいたら2メートル以上に育った。小麦などと比べてかなり背が高い。実が入ってきたので刈り取った。さてこれをどうやって脱穀するかあるいは精麦するか目下思案中である。昨年、増えてしまったイチゴを植えかえて、跡地を葱畑にしたがすみの法に残ったイチゴに実が付いてこれがちょっとした収穫になった。畑に来るたびに写真の量ぐらいがとれる。植えかえた方のイチゴは不作である。タマネギがそろそろ収穫時期に来たので何度かに分けて収穫し子供たちに送った。残りは土間のあちこちにぶら下げてある。畑にはまだ60個ほどが残っている。

2010.06.21

コメント(0)