カテゴリ:韓国よもやま話し
皆さん、こんばんは。今度は本当のオイドに行った話しです。
まずは、下記のオイド海岸日記をご参照ください。写真を見ると、臨場感があります。 参考プログ:山ちゃんの日記: 烏耳島(オイド)海岸 http://yama-taka.at.webry.info/200607/article_3.html ソウルナビ:オイド http://www.seoulnavi.com/miru/miru_r_article.php?id=361 烏耳島(オイド)は、むかしは島だった。とその友人は言ってました。 とはいえ、今は昔。島の面影は全くなかった。オイド駅周辺に、すこし小高い山があって、 ブドウ畑になっていた。もしかすると、あれが島のなごりかもしれない。 今のオイド。これは埋立地の先端の、堤防沿いにある海岸団地とか言っていたけど、 堤防沿いの一角の、チョゲクイ屋通りを、観光地としての「オイド」と言う由。 その海岸を歩く。堤防の上を歩くだけだが、もし、美しい女性と二人だけなら、、、 映画の1シーンのようで良いかも。セカチュウ(世界の中心で愛を叫ぶ)でも、堤防沿い で、「たくちゃん、、、」なんて、やってたなあと思ってみたりする。 実際は、うじゃうじゃとアジョシ、アジュンマ、子どもたちが歩く堤防である。 セカチュウの世界ではない。場所によっては、南大門とか、東大門あたりと変わらない。 特に赤い灯台のような展望台あたりは、その様相を呈していた。 このあたりが中心地のようだ。人も多いし、露店もたくさん出ている。 なにより、堰堤があり、港になっている。 そして、見渡す限りのどろの海だ。韓国・西海の干潟がひろがっている。 とにかく、広い。遠くに子どもたちが泥の中を走り回っている。 うにょこん、うにょこんと、ドロにはまりながらなので、人形劇の追いかけっこのようだ。 あっちに数人。遠くに7,8人。こっちには、また4,5人、また5,6人。 ドロの上を、数百人もの人が歩いているし、たちずさんでいる。 そもそも、磯や干潟の果たす役割は大きい。生き物に不可欠な酸素は海から発生する。 植物も貢献してはいるが、問題にならないらしい。 酸素の供給も、水質の浄化も、海藻や植物プランクトンからの発生が大半を占める。 そのプランクトンを養う栄養分を、川を経由して野山の植物が賄っている。 太陽光の届く浅瀬や干潟は海藻の宝庫でもあり、微小生物の棲みかでもある。 川の在りかたが見直おされているように、干潟は海の浄化を受け持つ清掃工場とも言える。 日本の有明海のノリの問題の記憶は新しいが、 「これくらい」と思うほどの干潟の消失が全域に影響を及ぼすことも在り得る。 すでに名古屋での伊勢湾の大半は自浄能力を失いつつある。堀川もくさい、くさい。 堅苦しくなったので、こんな話しはこのへんで止める。 さてオイド。大潮だったんだろうと思うが、引いていた潮がみるみる満ちてくる。 堤防や、船の位置を見ると、3M以上は潮が満ちそうに見える。 そして、話しの本番、チョゲクイ屋。たぶん、100軒以上あるだろう。 見渡す限りのチョゲクイ屋だらけである。 堤防ですれ違った若いカップル。「何を食べよう、ソコギ?」などと言って歩いてた。 「馬鹿かお前は、ここに来ればチョゲクイだろう」と、私が言うと、 韓国人の友人が、あれはたぶん、このあたりの高校生ですよ。チョゲクイは嫌という ほど食べているんですよ、と解説をしてくれた。海岸を歩いているだけだろうと言う。 そうか、と素直に反省。 (話しは逸れるが、SUNAOというグリコのビスケットはすごくうまい。バター味最高) チョゲクイ屋は最高だった。西日がまだまだ高いけれども、 海が満ちてきて、日の光にキラキラ、さわざわと、海が光って、ゆれている。 何が良いといって、ビールが冷たく冷えていたのが良かった。 店のアジュンマに、一杯どうだと言うと、きゅーっと飲んだ。 食事を終わった女子高校生が化粧直しをしている。なにげなく目が合って、笑った。 お互い、食べ終わって、満ち足りた感じで、つい笑顔を交す。いけないおじさんだ。 このように素敵なオイド海岸だが、 この海も、厳重なフェンスがあり、夜間は歩哨が各所に立つと、ネット情報にあった。 民間人が遊べるのは日の出から日没まで。この国の厳しさを、忘れてはいけない。 記:とらのこども PS 次回は日本人の友人と行きたいです。きっと気に入っていただけると思います。 海にあまり期待はしないでください。チョゲクイだけ期待してください。 きっと喜んでいただけると思います。家族と一緒でも楽しそうです。 なお、潮干狩りもOKだが、お金を取られるらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.04 22:44:20
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