テーマ:韓国!(17292)
カテゴリ:韓国よもやま話し
すみません、の気持ち
日本語の「すみません」は、語源のひとつに「澄みません」とあり、 もともとの静かな気持ち(乱れていなかった心の状態)・・・、から、 あなたがしてくださった○○のために、私のこころはこんなにも 乱れてしまいました。元の澄んだ状態にするために、 わたしはどうすればよいのでしょうか? どうぞ御礼に何かさせてください、 それでなければ元のように、こころが澄みません。 (澄まない、澄むことができない) という気持ちを「すみません」という。 だから、感謝の意も含む。 韓国語のすみませんは、「ミアナムニダ。」といい、 漢字で書くと「未安ハムニダ」である。 意味は、漢字から解釈すれば、「いまだやすらかではない」となる。 今では韓国語には、感謝の意味を含まず、陳謝の意味だけになったが、 漢字の意味からすれば、同じ語源、同じ意味なのだ。 かつて、とらのこどもが、韓国語がもっともっと拙い頃、(今も拙いが・・) BARでバーテンの女性に、上記の意味を一生懸命説明して、 だから、韓国語と、日本語は近い関係なのだ。と力説したことがある。 それは、吉本のギャグのように、 身振り、手振りを交えながら、1時間以上の大苦闘だった。 今ならもっと、もっと、気持ちを伝えられるだろうか・・・。 おそらくは、1時間の苦闘を、笑顔で聞いてくれた彼女こそが素晴らしい。 その後、会ったことはないが、「あのときは、すみません。ありがとう。」 と伝えたいものだ。1年前、クリスマス直前の雪の夜。美しいひとだった。 記:とらのこども PS それからさらに1年が経とうとしている。 もう2年になるのか、時の経つのは本当に早い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.04 15:54:53
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