テーマ:韓国!(17289)
カテゴリ:韓国よもやま話し
ウッ、まぶしいっ。
ベッドから立ち上がり、西向きの窓を開けると、目に入る全てが眩しかった。 林立するマンションの壁が、キラキラと白く光り輝いている。 午前4時までカジノで遊んでいた誰かの目には、耐えられない光だ。 海も、木々も、光っている。 なかでも、オレンジ色のモーテルはひときわ目立つ。 オレンジは太陽が似合うんだなと感心する。 手前には海浜公園の入口があり、多くの人が三々五々行きかっている。 みんな、朝の散歩に公園に来ているのだ。寒さ対策だろう、帽子、マフラー、手袋。 なかでも、黄色、オレンジ色のウインドブレーカーの人が目立つ。 朝の光は遠慮が無い。輝いて、きっと差し込み、光を与える。 もし殺人光線ならみんな死んじゃうよなあと、ぼーっとした頭で考える。 1番、目についたのは、中学生か、高校生らしき団体。 だって、みんな夏服のような白いシャツ。ギンギラギンの朝の太陽だから目だって 仕方が無い。「おーい!!」と言って手を振りたくなるくらいだ。 白いシラサギのような鳥が、白く光る波のうえを飛んでいく。 もっともっと小さい小鳥の群れが、白く泡立つ波のところを低空飛行で飛んでいる。 数十はいるだろう。波の泡立ちにあわせて、沖へ、浜へ。 あれはきっと遊んでいるんだろう。 そういえば、マンションも光り輝いてはいるが、眩しそうに目を細めているように 見えた。わたしも目を細めている。しらさぎもそうだろう。 目は合わなかったが。 もうすぐ冬だ。光る街と、海と、公園を見ながら、そう思った。 もうすぐ冬だ。熊も、りすも、人も思う。 もうすぐ冬だ。 で、俺はどうすんだっけ??? 記:とらのこども お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.18 11:47:48
[韓国よもやま話し] カテゴリの最新記事
|
|