ロドリゲスとらのこども・超克編

８月９日、日曜日。名古屋で今年初めての赤とんぼ。
近所の木立から聞こえるセミの声にも、ツクツクボウシの声が混ざる。

はっきりと梅雨明けやらぬ、「ぼけた梅雨明け宣言」というのに、
もう秋のしるしが、身の回りにちらほらしている。

木も、虫も、もうすぐ来る秋に気付いているんでしょうね。
早生の稲穂も、重く頭を垂れ、もうすぐ黄金色になる。

これからの時期、楽しいことは、
ちょっと移動するだけで、いろんな季節が楽しめること。

ここでは未だ夏なのに、
あっちへ行けば、夏の終わり。もっと行けば、秋の世界。

ドライブが楽しい。山の景色が変わっていく。
秋の味覚ももうすぐですね！！



おっとその前に、
お盆には、墓参り。手をあわせてご先祖さまを思うとき。

見守られていると思えば、
日々の生活をあだやおろそかにはできない。

静かに、遠くから、すべてを見守ってくださる。

そう思うだけで、ふいに、線香の香りがします。

線香の煙りは、うつろうものの象徴かもしれないですね。

記：とらのこども



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