POSSO <TORINOなイタリア>

前回の続きです、、、。

さて番号が飛ばされた～なんで～って、受付にすっ飛んでいくと
ずらーっと並んだ人の中にララおばちゃんが埋もれて居た
ここから受付のララおばちゃんの独断えこひいきが始まる(笑)
皆さんの予想ではひどいよね、イタリアの病院！だったでしょう？
でもひどい病院だったならいつもどうりというか6(⌒～⌒ι)
ここまで引っ張んないし、興奮しないんだなぁ(笑)
なんと私がえこひいきされる側に来たって言う
夜にも珍しいお話だったのですd (>◇< )

実は受付のララおばちゃんが電光掲示板まで指示していたようで
ずら～～っと並んでいる人の一番先頭に私を押し込み(;^_^A
ここに並んでねっ？次があなただから？？って
やっぱりバーコード必要だったみたい(;-_-) =3
もしかしたらこのことを気にしてなのか
相変わらず受付は同じようなことを聞く人でごった返す中
ララおばちゃんはちらちら私のフォローを欠かさない(笑)

お金を払いに行くのも細かく細かく説明してくれた
「5番よ5番分かるわね」いつもは払ってきてっていわれると
punto giallo(自動料金支払機？)に直行するんだけど
何か特別な手続きがあるのかもと5番へ
1～4まで予約や支払いなんかで込み込みなのに
5番はアメリカの昔の映画に出てきそうな
やさぶれた弁護士事務所なかんじで計算機からは
ずら～って紙が流れ出ていていかにもって感じ
ふとったおじさんが一人暇そうにぽつんと座ってて、、、、
、、、支払いが出来ちゃいました、実は穴場だったのかなぁ？
みんな知らないだけでこんなところもあるのね

戻るとあいかわらず人に囲まれて大忙しのララおばちゃん
あんまり迷惑かけてはいけないと黙って列に並んでると
「あなたこんなところにいたの～！」って引っ張っていかれた(笑)
鞄に押し込まれたはずの検尿のコップを出せといわれ
出来たばかりのバーコードを張ると、手を引っ張って検査室へ
横から横からみんなが質問するけど
そろそろみんな感づきだした。
この外人が終わらないと何もしてくれなさそうだって　~~~ヾ(○゜▽゜○)
とうとう分かる人同士で互いに教えだす始末…
そう「イタリアの病院ってたーいへん」なのは
えこひいきされてない人たちのことなんです！
(いつも私はこちら側ですが…)

トイレに引っ張っていかれた私はララおばちゃんから
小さい赤ちゃんに教えるように検尿の仕方を教わり…
トイレではかばんを掛け扉を閉めるように教わった…
トイレからでてくると、、、ララおばちゃん待ってた…
検尿がちゃんと出来てるとほめてもらい…
検査医さんにバトンタッチ。え？バトンタッチ？
そうちゃんと引継ぎまで完璧にしてくれました！
ララおばちゃんありがとー(≧ヘ≦)
何の御礼も出来ませんが、ほんとに喜んでおります♪
ここまでかまってもらえるとはうれしい限りです

検査は採血の後めちゃ甘いジュースを
紙コップ三杯10分かけて飲むというもの
イタリアの甘いジュースよりよっぽど飲みやすくへっちゃらでした
１時間を置いて再度血を抜いておしまい
毎日何年もこの検査だけがお仕事で、同じことを
百万回も繰り返しているだろう説明はかなり分かりにくかったけど
今日無事検査が済んだのは後にも先にも
みんなを差し置いてかまってくれたララおばちゃんのおかげ！

後は糖尿が出てないといいなぁ
うちは母親の家系的にものすっごく糖尿がきついから
あぶないあぶないなんだなぁ
糖尿は赤ちゃんにも悪いことだしね
もし数値で引っかかると次は砂糖の量が倍に増えるとか…
次いやだけどもし引っかかってしまったら…
………ララおばちゃんいるかなぁ