好きな曲・気になる曲

数日前、何気なく寄り道した本屋で、「鉄子の旅」（6集）を発見。
すぐに購入した。

この本と出会ったのは、何故かは覚えていないが、
恐らく、本屋で見かけて、タイトルに惹かれたのかもしれない。
あるいは、どこかで、連載中の月刊誌を見たのかもしれない。

いずれにしても、毎号単行本を購入していた。

が、今回の（6集）で完結してしまった。

この漫画は、ノンフィクションの漫画である。
案内人と漫画家と編集者の３人が基本で、時にはゲストが登場して、
旅行する。

が、単なる旅行ではなく、電車に乗る、駅に降りる。
これだけ。

とにかく、電車に乗り、見所の駅を巡るだけの話だ。

駅弁の紹介が申し訳程度にあるだけで、鉄道好きの人でないと
楽しさはわからないものだろう。

この中に時々、「駅寝」の話が出てくる。
「駅寝」とは、字の通り、駅で寝る事

私もかつて、１度だけだが、「駅寝」の経験がある。
学生時代に一人旅をして、宿代を節約する為に、駅のベンチで寝た事がある。
その頃は、まだのどかだったのか、鉄道警察隊の人が見回りにきたが、
「始発電車を待っている」と言ったら、気をつけるように言われただけで
それ以上は何も言われなかった。

駅寝ではないが、他の時は、宿代を浮かす為に電車の中で寝た事もあった。
その時は、夜行まで駅で時間をつぶして、２４時頃の夜行列車に乗って、
翌朝の５時過ぎに目的地に着くようにした。

でもさすがに、電車の中では熟睡できずに、午前中はずっと眠かったし、
その後バスで移動したが、途中の景色が良い箇所では爆睡してしまい、
折角の景色を楽しむ事が出来なかったことがある。

今となっては、そのような事は到底無理だろうな。