頼みまっせ
大阪の街が世界一歩行スピードが速かった時代。一刻も無駄にしないというバイタリティーにあふれていた。有名な「大阪のおばさん」(ただし、声を掛けるときは「おねえさん」と言わないと返事が返ってこない)に留まらず、子供から年寄りまで、えげつなさが売り物。 「えげつないけど言わしてもらいます」「言うことに遠慮はいらん」「言うだけだったら金もかからん」など誰に対しても、ずけずけ物言う大阪人の文化は長い間、正統な日本文化ではないと思われてきた。 橋下知事の記者会見に対しても眉をひそめる人もいる。しかし、今の日本にとって大阪の文化は、頼りになる大切な文化。東京の上品ぶった、何もいえずに我慢するだけの文化ではこれからのアジア、これからの世界で生きていけない。外務大臣は群馬でなく大阪出身が向いている。