まわり
一昨日に引越し仕事、昨日はトレーナーの仕事で、かなり上半身に無理がきていた状態だったので、今日は下半身の強化をすべく、自主トレとして走りこむことにした。いつものように、着替えて400mトラックのある公園へ行く。そこは結構走っている人がいたり、サッカーやってるやつらがいたりで、走っていても違和感の全くない場所である。1、2周と走りながら、今日は何周走ろうかな、ダッシュはどうしようかなどと考えていた。過去の経験からして、11、12周目で疲れてきて、1周くらいをゆっくり走ることが多かったので、そのくらいにしようかとも考えた。だが、なんとなく、今日は20周走ろう と思ったのだった。5周、6周と周を重ねるたび、20周も走れるかな?とか、体に無理がこないだろうか?などと考えはじめていた。だが、気持ちを強く持とうと思い、何がなんでも20周走ってみよう、足がきつくなったらペースを落としてもいいし、歩いたって20周走ろう、という方針とした。なぜかすがすがしかった。10周目を過ぎてからは、走りきったら誰かが褒めてくれるかな、とか日記に書いてみよう とか考え始めていた。18、19周あたりで、もう楽勝だ という感じになっていたのだが、さっきまで走るのをみていた二人組がなぜか走り始めていて後ろからアオリ(?)をいれてきた。別に抜かせて良かったのだが、なんとなく気にいらなかったので、意地になってスピードをあげて最後まで走った。これがかなり足にきたのだが、なんとか20周走りきることに成功した。誰に勝ったわけでもないのだが、なぜか勝ち誇った気分だった。公園までの道のりと400mの20周で、あわせて9km程度の距離を50分くらいかけて走っていた。一人で黙々と走った距離、時間としては新記録といえた。大げさだが。走り終えて思ったのは、走っているときに考えていたことというのが走った後の自己満足だけでなく、人に自慢したいとかそういう考えもあったということで、こういった時にがんばれるのはやはり、自分のまわりのものすべてが影響しているのではないかということ。まあ、今日は体の調子も良さげだったということもあるのだが。