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カテゴリ:た行の作家
予言をされた美緒。信じられるのは誰なのか。 「運命」を変えることはできるのか。 (Amazonより) うーん…。かなりインパクトのあるタイトルだけど、 ホラーとかじゃありません(笑) 「人の未来」が見えるという特殊能力を持った青年・圭史。 ただし、圭史に見えるのは災害・事故・殺人などを始めとした、 「非日常的な出来事」に見舞われる人々の未来だけ。 長編ではなく、圭史がメインとして、または脇役として 登場する5篇プラス書き下ろし、計6篇の短編集です。 高野和明といえば『13階段』だ!という方には、 あまりお奨めできない作品かな…。 わりとサクサク読めて、ちょっとライト感覚。 初期の高野さんの作品のような重厚感はありません。 でもその分、作品に込められたメッセージがわかりやすく、 ちょっと照れるくらいストレートに伝わってきます。 それにしても高野さん。タイトル、もうちょっと捻りましょうよ。 いくらなんでも、そのまんま過ぎ!(笑) 『幽霊人命救助隊』もそうだったけど、いい作品なのに タイトルで損しちゃってる気がするなぁ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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