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カテゴリ:伊坂幸太郎
売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が 時空を越えて奇蹟を起こす。 デビュー第一短編から最新書き下ろし(150枚!)まで、 小気味よい会話と伏線の妙が冴える伊坂ワールドの饗宴。 (「BOOK」データベースより) 【収録作品】 動物園のエンジン/サクリファイス/フィッシュストーリー/ポテチ 『フィッシュストーリー』は、20数年前→現在→30数年前→10年後 と、時間軸がジグザグに展開して行きます。 よくよく考えると、40年に渡るお話なんですねー。 いい曲を作るのに世の中に認められないまま解散した ロックバンドの最後の楽曲が、結果として、色々な人の人生に 影響を与えていく…。 こういう話は本当に好きだなー。 『ポテチ』は、もう、キャラクターとそのセリフが最高。 何度も肩を揺らしながら笑ってしまいました。 途中から少しづつ先が読めてはいたのですが、 やっぱり、ラストはグッときました。 読み終わった後に、なんだか心地よい脱力感を感じる短編集でした(*^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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