079810 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

かかのひとりごと

かかのひとりごと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

日記/記事の投稿

カテゴリ

フリーページ

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

お気に入りブログ

悲しみのイレーヌ ピ… ホンヤガヤマダさん

19番の独り言 Kent19さん
グシャグシャ レッド3310さん
DODO's  BAR DODO1019さん
義母は今日も行く リンリン35さん

カレンダー

プロフィール

とむにゃ6612

とむにゃ6612

コメント新着

http://buycialisky.com/@ Re:白菜のサラダ(04/11) cialis kaufen wocialis hoe te gebruiken…
http://buycialisky.com/@ Re:『グラスホッパー』 伊坂幸太郎  他3冊(04/16) cialis en kamagra tegelijkare viagra ci…
http://buycialisky.com/@ Re:おこりんぼさんのブログ(05/15) cialis once a day buyeffet du cialis fo…
http://cialisbuys.com/@ Re:白菜のサラダ(04/11) find search 76k cialis viagra pagescial…
http://buycialisonla.com/@ Re:『グラスホッパー』 伊坂幸太郎  他3冊(04/16) works better viagra cialiscan you combi…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

ニューストピックス

2008年12月20日
XML
カテゴリ:か行の作家
怪人二十面相・伝.jpg

怪人二十面相の正体は誰か。
原作者の江戸川乱歩さえ触れることのなかった永遠の謎を
劇作家でもある著者が大胆な想像力と緻密な構成で描く。

父が自殺し母も行方不明となった平吉は、孤児院に行く
ことを拒否して、自らの意志でサーカス団に入門する。
そこで平吉の面倒をみることになったのは、あらゆる芸を即座に
自分のものにしてしまうサーカスの天才・武井丈吉だった。
芸の師匠でもある丈吉を父のように慕う平吉だったが、突然、
丈吉はサーカス団から姿を消してしまう。
「世間をあっといわせる泥棒になる」という言葉を平吉に残して。
話題の映画「K‐20」原作。 (「BOOK」データベースより)


小学生の頃、夢中で明智小五郎シリーズを読みました。

颯爽と事件を解決する明智探偵や溌剌とした小林少年よりも
なんだか憎めないところのある「怪人二十面相」の方が好き
という、ちょっとひねくれた子供だった私。

映画「K-20」の宣伝でこの作品の存在を知りまして
「二十面相側から見た物語」というのがすごく魅力的で
速攻で図書館に予約してしまいました。

昭和の初期、両親を失い、自らサーカス団に入団した平吉と
その師匠であるサーカス団の花形スターの丈吉。

物語は平吉と丈吉、2人の視点で描かれていきます。

江戸川乱歩氏の原作では、「怪人二十面相」の正体は
元サーカス団員の遠藤平吉ということなんだそうですが、
この作品では、遠藤平吉の師匠の丈吉が「怪人二十面相」
の正体ということになっています。

「サーカスで磨いた華麗な技を駆使して世の中を
あっと驚かすような大掛かりなショーがしたい」
というような理由から泥棒になる事を選んだ丈吉。

別に金目当てで泥棒をする訳ではないけれど、世の中を
騒がすためには、価値のある物を盗まなくてはならない。

技術には自信はあったが、美術品などに関する知識が皆無な
丈吉は、よりよいものを盗むため、必死に勉強をするなど
涙ぐましい努力の末、晴れて「怪人二十面相」となります。

「怪人二十面相」である丈吉が人情があり、ちょっぴり
コミカルな感じのキャラクターとして描かれている反面、
「正義の味方」であるはずの明智小五郎と小林少年が
自己顕示欲が強く打算的で、かなり「感じ悪っ!」という
キャラクターとして描かれています。

明智小五郎&小林少年ファンの方にとっては、噴飯ものな
設定だと思いますので、読む前には心の準備を…(笑)

「怪人二十面相」ファンの方にとっては、かなり楽しめる
作品となっていると思います。

ラストには2代目明智小五郎と2代目二十面相の誕生を
臭わせるようなくだりがありまして
「なるほど、世襲制か~!それもありだね~」と
妙に楽しくなってしまいました。

続編では2代目同士の戦いが繰り広げられるようです。

というわけで、速攻で続編を図書館に予約してしまいました(笑)

ちなみに映画「K-20」は、この作品が原作ということに
なってますが、内容はかなり違ったものになっているようです。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年12月20日 18時34分28秒
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X